アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

FT8 Roundup Contest(FT8 ラウンドアップコンテスト)

CQ WW DX Contestが終了したばかりであるが、ARRLはFT8モードを用いた初めてのコンテストを予定している。いままでDX QSOに貢献してきたFT8であるが、今回、Ver.2になり、コード拡張により、このコンテストが出来るようになるようだ。
この主旨については、以下のWebで紹介されているので参照されたい。

ルールが記載されており、Google翻訳を用いて訳した文面を以下に記載しておく。正式には、上記ページのRuleを参照してほしい(下記文は、解釈のミスがあるかも・・・保証しませんので)。


1. 目的:世界中のアマチュア局は、80,40,20,15,10mバンドでFT8を使用し、他のアマチュア局と交信し、QSO情報を交換する。どの局も他局と交信することができる。どの局もバンドごとに1回の交信とする。参加局は、WSJT-XVersion2.0、リリースRC4以降を使用し、このイベントで必要な交換メッセージを送受信できるようにする必要がある。詳細は、ルール7を参照。
2.開催日とコンテスト期間:12月の第1週末。土曜日1800 UTCから日曜日2359 UTC(2018年12月1日〜2日)まで。
2.1参加者は、30時間のコンテスト期間のうち、24時間以上の運用はできない。
2.2休止時間の6時間は、2ブロック以内で行わなければならない。
3. エントリーカテゴリ:
3.1シングルオペ無制限:スポッティングアシスタントまたは自動化されたマルチチャネルデコーダの使用が許可されている。 100W以下の送信出力。
3.1.1すべての参加者には、いつも1つの送信のみが許可。 (SO2Rは許可されているが、同じサイクルで両方の無線機での送信はできない)。同時に2つの信号を送信していることが判明した場合は、チェックログとして再分類される。
3.1.2 WSJT-Xまたは他のソフトウェアがこの機能を提供する場合、1つの音声帯域内の複数の周波数での送信が許される。すべての周波数で送信される総電力は、これらのルールで指定された電力に制限される。
3.2マルチオペ:100W以下の送信出力。
3.2.1記録または支援運用者などの支援を受ける場合も含む。
3.2.2マルチオペ局は、任意のクロック時間で6バンドの変更(最大)に制限される。
3.2.3クロック時間は0から59分。
3.2.4バンドの変更は、例えば、20mから15mに変更し、20mに戻るのは2つのバンド変更を構成すると定義される。
3.2.5すべての参加者らには、いつでも1つの送信信号のみが許可される。
3.2.6 WSJT-Xまたは他のソフトウェアがこの機能を提供する場合、1つの音声帯域内の複数の周波数での送信が許される。すべての周波数で送信される総電力は、これらのルールで指定された電力に制限される。
4.交換ナンバー:
4.1米国:信号レポートと州。
4.2カナダ:信号レポートと州。
4.3 DX:信号レポートと001から始まる連続したシリアル番号。
5.採点:
5.1。 QSOポイント:完全なQSOごとに1ポイントをカウント。
5.2。マルチ:各米国州(KH6およびKL7を除く)+コロンビア特別区(DC)、カナダの州NB(VE1,9)、NS(VE1)、QC(VE2)、ON(VE3)、MB(VE4)、SK(VE5)、AB(VE6)、BC(VE7)、NWT(VE8)、NF(VO1)、LB(VO2)、NU(VY0)、YT(VY1)、PEI(VY2)と各々のDXCCカントリ 。 KH6とKL7は、別々のDXCCエンティティとしてカウントされる。
5.2.1マルチは1回だけカウント(バンドごとに1回ではない)。
5.2.2米国とカナダは、DXCCエンティティとしてカウントされない。
6.レポート:
6.1 7日間の締め切り:すべてのエントリーは、2018年12月9日2359 UTCまでに消印またはアップロードする必要がある。
6.2 Cabrilloフォーマット形式のログは、ft8-ru@cqww.comに電子メールで送信する必要がある。
6.3 Cabrilloのエントリーにはヘッダーと完全なQSOリストが含まれていること。
7.その他:WSJT-Xバージョン2.0 RC4以降を使用して、イベントで必要とされる交換メッセージを送受信できるようにする必要がある。無人操作は許可されていない。 QSO /マクロの自動化は利用できない。 Fox-and-Houndsモードは許可されていない(各交信は1対1モードで実行する必要がある)。
コンテストに参加する前に、WSJT-X 2.0クイックスタートガイドを読むことを推奨する。
推奨周波数は、3.590-3.600,7.080-7.100,14.130-14.150,21.130-21.150および28.160-28.200 MHzです。 WSJT-Xダイヤル周波数を2 kHzの倍数、たとえば7.082 MHzに設定する。 (日本での注記:JA-JAおよびJA-DXの交信は、3.523,7.033,14.082,21.082および28.082 MHzを使用する)
注:WSJT-X開発チームは、CQ局は音声送信周波数の200 Hzの整数倍を選択し、TX EVEN / 1STボックスをチェックすることを提案している。呼び出し(S + P)局は、CQ周波数よりも0,60Hz、または120Hz上の周波数で呼び出す必要がある。 WSJT-Xユーザーインターフェイスには、これらの設定を簡単にするツールがある。
関連するキーボードおよびマウスショートカットの簡潔なリストを表示するため、F3またはF5のキーボードキーをタップする。
8.アワード:すべての参加者に証明書が授与され、利用可能な場合はオンラインでダウンロードすることができる。


時間は、18:00UTCであるから、日本時間では早朝3:00から始まる。
使用するソフトはWSJT-XのVer.2.0 RC4以降のようだ。出力は100Wまで。推奨周波数は、JAにおいての推奨周波数と他の周波数は異なっている。3.6MHzは微妙であるが、現状、海外とのQSOだけなら、上記の推奨周波数ならJAでも使えそうだ。
そして、その周波数の2kHz倍の周波数を使うように勧めている。なお、初めて知ったことだが、CQ局は200Hzの整数倍、呼び出し局は同一周波数か60Hz,120Hz上の周波数が勧められているようだ。そのために便利な機能として、ショートカットキーがあるとのこと。
その機能一覧は以下の通り。


60HzでUp/Downをするキーは以下のものとなる。
Up: Shift + F12
Down : Shift + F11
これに倣って、今後は運用を検討したい。

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