アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

WW WPXコンテストの結果

昨年に引き続き、WPX SSBコンテストに参加した。昨年は、JAのエリア0におけるオールバンド部門(非アシスト)で12,455点(62QSO,53プリフックス)を取得し、参加者が少ないこともあり、1位を取得した。今年は、昨年以上の結果を得ることを目標として、昨年と同じオールバンド(非アシスト)にて、参加した。
昨年との違いは、QROによる効果が期待されること、3.5MHzのアンテナ設置による3.5MHzでのQSOであり、特にQROの効果はSSBでのCQランニングの期待と呼び側での待ち時間の減少があるため、大きくスコアが伸ばせる可能性があった。


結果として、現状の試算で、360,448点(412QSO,256プリフィックス)という状況である。昨年の状態から、更に交信数が飛躍的に伸びたのは、昨年の7MHz中心の局数は変わらないものの、14MHzでのQSOが増えた点、更に7MHzでのCQランニングが出来た点である。
状況としては、3月24日の9:00より14MHzで参加し、殆どは呼びに回る状態で続け、1時間ほどで東南アジアも含めて38局と交信。その後、21MHzにQSY。21MHzは昨年同様に、私の設備では、北米だけでなく、中南米方面も全く聞こえなかった。従って、その後、14MHzと21MHzを交互にQSYして、17時ごろまで110QSOと昨年の倍近くまでQSOを行った。その後は、私の本命である7MHzに移る。コンデションが良いのか?それともビッグステーションが多いのか?各局の信号がとても強く、1時間程で30局とQSO、14MHzの状況を確認するも、あまり思わしくなく、3.8MHzに移動。北米4局とQSO。非常に良く入感しており、アンテナが違うのだろうと思った。
それから夜23時までに7MHzで80局程の局とQSOを行った。翌朝、4時に起床。狙いはEU方面であるが、期待とは別で、中々、コールを取ってもらえない。JAのビッグガンと呼ばれる1局、4エレの八木を上げているその局が呼んでいてもなかなか振り向いてもらっていない状況を知ると、この時間帯はこんなんなんだと、納得してしまった。しかし、いつも感じているグレイラインの上昇を期待して待つと、5時半になり、信号は全体的にS2以上、改善し、呼ぶとコールバックがあるようになった。7時近くまで35局のEUとのQSOを果たした。引き続き、14MHzに移動。30局程度の北米、中南米とQSO後、一旦、用事があるので離脱。午後、16時すぎに21MHzにてQRV。20局程度、QSOし、7MHzに移動。以後、3.5MHzや14MHzも織り交ぜ、QSOを楽しんだ。
結果は、
3.5MHz 13局
7MHz  207局
14MHz 129局
21MHz 63局
となった。


気づいた点:
3.8MHzのバンドプランを知らない?局がいる。バンドプランでは3.791~3.805MHzであり、LSBのため、3.794MHz以上で出なければいけない。それが、3.791MHzで出たり、酷い場合は3.780MHz台で出ていた。注意すれば、自分も同罪になるので、あえて無視したが、これは法律なので十分に注意してほしい。
自宅のAM付CDプレーヤーにインターフェアが発生。AMが聞こえないとXYLからクレーム。調べたら、20Wぐらいでも影響あり。もっと調べれば、電波を出さずとも、ピーピーがーがー状態。電源コードにフェライトを2ターンで入れたら、完璧になり、今までのノイズも無くなった。こんな簡単なことだけど、問題になるケースがある。ちょっと、手を加えれば、買ったときよりも良くなる。

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