アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

RBN解析

RBNは非常に便利なツールで、リアルタイムなスキーマのデータベース以外にそのデータベースを利用した解析ツールがある。
以下は、先日のARRL International DX CW Contestを日本国内のスキーマにて受信したものをプロットしたものである。特に強いと感じた各局と少し弱めかなという局の信号をプロットした。

データベースには、15mバンドのデータの取得は1局も見られなかったので、やはり当日のコンデションは最悪だったのかもしれない。バンドがどのように開けたかが一目瞭然である。7MHzでは6:00UTC(15:00JST)ごろから信号が強く入り、18:00UTC(3:00JST)まで聞こえていた。信号は15:00UTC(0:00JST)から徐々に落ち込んでいったことが分かる。強いと感じた局は20dB程度の局で、弱いけど取れたというのは10dB程度の局であった。3.5MHzのオープン時間は7MHzと較べて短く、また、信号レベルも少し低い。14MHzでは21:00UTC(6:00JST)ごろから入感を始め、22:00UTC(7:00JST)にはほぼ強い状態になっていた。
一方、JAの信号を米国のスキーマで受信したデータを以下に示す。

当方は水色のプロットであり、そのときだけ、CQを出したので記録されていた。他の局はkWの常連局で2017年の参加局の上位にランクされた局である。いずれもCQを出しているときの受信値だと思われる。当方は正真正銘の100Wでの参加である。
7MHzではそれでもピークで23dB程度で受信されており、当日のコンデションの良さが物語っている。3.5MHzでも異常な強さで受信されているようだが、これは見に覚えがない。7MHzのデータをみれば、やはり強い局は私よりも+10dB以上の強さで記録されており、これはパワーの差なのだろう。

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