アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

春のコンデション(そのⅡ)

3月22日、今日も19時半に帰宅できたので、昨晩と同じようなGood Conditionを期待して、食事をとらないで18MHzを覗いてみた。しかし、現状は何も聞こえず、昨日の良いコンデションがなんだったのか?と思うような状況であり、直ぐに諦めて、夕食に付いた。
夕食後、20時半に7MHzをワッチした。コンデションが悪いだけでなく、あのパタパタノイズが7.076MHz前後に占めており、S9+20dBもの強さのため、何も聞こえない状況、7.060MHz付近で漸く治まるようなので、ビームをほぼ西に向けて、7.060MHzで短くCQを出した。BG9NQI局がコールしてきた。信号強度はS9+10dB程度、聞けば、TS-480で50W、ダイポールアンテナを使っているようだ。QSOが終わり、未だ20時台なので、50MHzに移り、50.276MHzでJT65によりCQを連呼した。ビームを30度ずつ、変化させながら、CQを繰り返し出す。南に向けて出した直後、ローカル局からJT65で応答があり、50.620MHzのAMに移り、ラグチューを続けた。7MHzのCWの話になり、IC-7000で50MHzのAMで話しながら、7MHzのCW局をワッチしていた。7.022MHz付近でDU局が強い信号で出ており、また、7.011MHzでR0LFR局が聞こえた。この局はウラジオストックの方で、信号が物凄く強く、プリアンプOFFの状態でS9+60dB、すなわち、Sメータを振り切った。コンデションなのか、相手のパワーなのかは不明であるが、DU局の信号からも、どうもコンデションが良いようだ。先にコールして、交信成立。その後、ローカルも交信を試みるところ、R0LFR局は他の周波数にQSYしていった。
ローカルとのQSOが終わり、7.022MHz付近でパイルが発生していた。W局がとても強い信号でコールをしていたので、少し下の周波数を覗いたら、7.019MHzでS21ZEE局、バングラデッシュのDXペディション局が出ていた。7MHzでは未交信なので、早速、ビームを西方向に向けて、S9+10dB程度であったが、ちょっと上の周波数で呼んだら、直ぐにとってもらった。
既に23時を回り、DXScapeをみると、まだ、14MHzで入感があるようだ。前回、話したように、14MHzは何となく敷居が高く、いつもスルーしているバンドであるが、これだけ夜遅くなっても、使えるバンドとしては期待ができる。久しぶりに14MHzのアンテナをリグに接続し、北西方向に向けた。CWでは、いくつかの局が聞こえた。14.070MHzに移ると、PSKの信号音がかなりはっきり聞こえており、MMVARIを起動し、PSK31にてCQを出す。ロシア3局と交信できた。
再び、CWではジョージアの4L1MAが14.004MHzでCQを連発、直ぐにとってもらった。
そうこうしていると、夜0時半を回ったので、14MHzのJT65を見てみた。南アフリカのZS6AIが見える。ビームを向けると-1dBと強力!。また、7MHzでは未だ未交信のVUインド局も、JT65で呼んだらあっさりWkd。更に、スワジランド局3DA0AYも呼んだら、あっさりとれた。他にもZS局が見えて、さすがに腐っても鯛と言われる14MHzである。ここは敷居は高いが、DXをするには最高のバンドである。
夜中は14MHzが楽しい!また、ひとつ、楽しみが増えた。

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