アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

第62回 オールJAコンテスト

今年も例年通り、オールJAコンテストがやってきました。
まだ、このブログを記載段階ではコンテストを実施しているようですが、現在の自分の体調を考え、十分な休養をとりながら、今回は短時間の参加としました。
今回のコンテスト、コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、マルチオペ部門が削除、また、移動運用の自粛が促されたコンテストになりました。私の場合は、HFでは固定局免許しかないため、差し当たって問題はありませんでしたが、無理をしない(疲れを覚えたら直ぐに中断する)、そして、疲れにくいCW部門の参加とすることで臨みました。
でも、IC-7610を用いてのオールJAコンテスト参加は初めてでもありましたので、少しばかり、頑張ってしまいました。そのため、最後の方ではコールが取れない状態になり、コンテスト参加後、寝込んでしまいました(反省)。
結果は以下の通りです。

交信局数は186局、マルチは42ということで、コンデションが良かったせいか、短時間で多くの方にお相手頂きました。
殆どは呼びにまわり、CQランニングは出来るだけ行わないこととしました。
昨年に比べて、近距離が良く入感していて、コンデションは概ね良かったと感じます。特に、昨年に比べて、近いエリア1エリア、2エリア、9エリアが強く入感し、長時間の運用をすれば、かなりのポイントを得ることも可能だったかもしれません。
IC-7610にACOM1000を用いての運用です。IC-7610においては、250Hzのフィルタ+APFを用い、更に、バンドスコープを確認しながら、QRVしている局を低い方から高い方にこまめに呼んでいくこととしました。
最高出力(1kW)での運用をしましたが、100W以下の局(M or L or P)で弱い局を呼んでも、QRZ?やSRIが返ってくる状態でしたので、相手局が正規出力の方だとすれば、IC-7610による耳の能力はかなり良いと判断してもいいと感じます。kW局と300Hz程度隣接した信号の弱い局もきちんと分離して聞くことができ、受信能力がとても高いと感じました。CQランニングの際も、実質S1程度のQRP局の信号もフルコピーできました。ただし、APFの影響からか、少し周波数がずれている場合は極端に了解度が低下する感じもしました。IC-7610のデジタルフィルタは近傍のシャープさに対して、少し周波数が離れたときに若干甘く感じ、強力な信号(S9+20dB以上)の場合、若干の影響を感じますが、APFを組み合わせると信号が浮き上がり、了解度は問題ありませんでした。
結果はどうあれ、短時間ですが、久しぶりに楽しませていただきました。各局、ありがとうございました。

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