アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

広島WASコンテスト

2月29日~3月1日まで、広島WASコンテストが実施された。このWASコンテスト、広島以外の局同士でも交信可能、もっと言うと海外局との交信もOKという日本ではあまりないコンテストである。私は特に意識していた訳でないが、夜になったら、バンド内の賑わいに釣られて参加してしまったという状況である。
このコンテストでは、シングルバンドでは2つまで参加可能である。また、電信・電話部門では両モードでの交信が認められる。そんな、CW好き、電話好きの私の心をくすぐるコンテストでもある。
私は、2月29日の夜3.5MHz、3月1日に7MHzで参加した。
結果は、3.5MHzで72交信、7MHzで167交信という結果であった。両方とも、SSBで開始、途中CWに移って、また、SSBに移っての交信という状況であった。

3.5MHzでは22時48分からの1時間ちょっとの参加、SSBでは、3.556MHzでランニングして少し多めの局と交信できた。リレー、終段管を交換したばかりであったが、極めて安定してアンプは働いてくれた。アンテナCD78jrは周波数帯域が非常に狭いのだが、周波数を5kHz程度動かすと、一旦、そこでアンプの調整が必要であった。そうしないと直ぐに保護回路が働いてしまう。

7MHzは、100交信を目安に進めており、100交信したら止める予定であった。しかし、100交信あたりから、7.136MHzでのランニングが調子よくなり、勢いでCWにQSYして結果として、17時までフルにQRVしてしまった。1エリアとの交信はスキップ状態であまりよくないが、やはりCWは弱いながら、交信ができた。SSBでは中々できない芸当である。また、同じ周波数で同じぐらいの強さのCW信号で呼ばれた場合、最初から聞き分けをあきらめてしまうという癖があり、私にとっては課題である。結果的に、コールを一番最後に呼んでもらったテールで判断しているのだ。
TS-480のときに比べて、格段に呼ばれたときの聞く力が上がったと思う。これはAPFの設定によるようだ。CW交信にはAPFが必要である。また、CWにおいてはウォーターフォール画面が非常に有用で、交信が完了したら、直ぐに隣と周波数に移り、相手のコールを受信するという手早さが今回は上がったと思う。正にランニングを行うと同じ時間間隔で呼びに回ることができた。

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