アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

JIDX CW CONTEST

4月13日から14日にかけてJIDX(Japan International DX) ContestのCW部門が行われた。4月13日当日、定期の21時から行われる長野 6m AMロールコールに参加した後に、たまたま、7MHz CWをワッチしていたらJIDXというCWの信号を聴き、コンテストが行われていることを知り、急きょ、参加を試みた。結果は、以下の通り。

実際には、本当に短時間での参加を行っただけであり、それ程、交信数は多くなかった。

トータル3時間程度の参加となった。
4月13日、21時半過ぎ、7MHzの国内コンデションが気になり、ワッチ、CWも聞いたところ、沢山のCW信号が聞こえ、JIDXコンテストが行われていることを知る。いつもながら、7MHzの下端から上方に周波数をスイープしながら、CQ局を呼ぶ。コンテスト番号は、海外局はCQゾーン、国内局は都道府県番号で長野は"09"となる。一通り、7.035MHz付近までスイープしたら、14MHzも覗いてみる。
14MHzも弱いながらも欧州が開けており、やはり14.000MHzから上方に移動しながら、聞こえる局を呼ぶ。そして、空きスポットを見つけて、そこでCQを出す。いきなり、パイルアップの状態、Sが2~5程度のノイズギリギリの局が呼んできた。数日前にQSOしたドイツ局からも呼ばれたが、数日前から比べると確実に信号が弱い。そのドイツ局は、1kW+5ELE YAGIとのことなので、その局の信号強度から、他の局の設備は100W+ビーム、若しくはkWクラスにGP程度を想定。私と同程度のアンテナであれば、このコンデション下だとベアフットは厳しいだろう。
まずは、QSBの山で聞こえる局を捌いていった。普段、コンテストでパイルを浴びることは殆どないため、私にとっても嬉しい体験だ。23時を過ぎて、呼ばれなくなって、しかも信号が落ちてきたので、7MHzにQSYし、新たに7.028MHz付近でCQを出す。北米のGeneral級を想定してのCQであるが、北米からは呼ばれず、殆どがロシア圏内からのコール。ビームを北西に向けて、ロシアを中心に交信を続ける。3.5MHzも聞いたが、既に北米の時間帯は朝のようで、まったく聞こえず、ロシア・中国局と交信。24時近くでQRTする。
翌4月14日、朝はいつも通り寝坊、6時半頃に漸く起床。既にバンド内の活性は低くなっており、更にJIDXコンテストと同時にGCコンテストなるものもやっていた。そのためか、聞こえていても中々取ってもらえない。欧州ではQRMが厳しいようだ。僅かな交信局数となった。午前中は、これで一旦QRT。
14時になり、再び、QRV。21MHzではロシア局ばかりが聞こえる。ロシアを中心に交信。信号は弱いけど、ゾーン16ぐらいまでと交信できた。しかし、ポツリポツリという感じで、14MHzにQSY。ここでは既に交信済みばかりなので、CQingでランニング実施。信号は前日より更に弱いもののEUからコールされ、且つ、北米からも呼ばれた。この時間でも北米が入感する。季節は春そのものである。それから、夕食の買い出し、夕食準備、夕食と済ませ、19時になって、7MHzを中心にQRV。まだ、未交信であった北米局との交信を行った。その後、14MHzに移ったが、コンデションは一向に上向かず、昨晩よりもコンデションが悪い状態で殆ど交信が成り立たず。結果、135局で打ち止め。


JIDXコンテストで気づいた点:

  • JA主体なので、規模は小さいながら、JA局が呼ばれ側に立てる。
  • JA向けということなのか、早いモールス速度の局が少ない。
  • コンテスト専門局というより、普段、コンテストに参加している局が出ている。
  • 何しろ、ロシア局が多い。ロシアのコンテストの様相。
  • JAも有名なコンテスト常連局が聞こえなかった。
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