アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

7MHzでの国内ラグチュー

2月7日夜、21時過ぎに7MHzを聞くと、国内局が結構強く入感していた。7.129MHzに合せて、CQを出すと、9エリアのOMから早速、声がかかった。59+10dB程度の比較的強い信号で入感、この時間でもまだまだ国内QSOできることに嬉しさを覚え、更に1エリア局と交信。さすがに、少しばかり厳しい状態になってきた。
更にCQを出すと、最近、無線機を新調されたJG8RIT坂本OMから呼ばれた。59+40dBという、いつもながら強力な信号で入感、無線機IC-7610について色々な情報を受けた。以前に、あるOMからIC-7610を勧められて後、私のイメージの中でかなり強くなっている。但し、価格の高さは、私にとって一番の敷居の高さとなっている。
暫くラグチューを楽しむと、JA3USA島本OMがブレークをかけてこられた。とても3エリアとは思えない程に強い信号、私のTS-480HXのメーターは既に振り切っていた。OMの信号があまりに強いので、興味本位であるが、いつも信号強度を調べるKFC WebSDR(カルフォルニアのWebSDR)を開き、信号を調べたら、なんと、ピークでS9+10dBという値。私の信号はS7程度なので、この桁違いの強さに驚きをもっていた。坂本OMのところでも相当、信号差があるのだろう・・・と思って、併せて、ウラジオストックのWebSDRをみた。ここも、信号差はあるけど、カルフォルニア程ではない。恐らく、アンテナの打ち上げ角や私の立地条件(東側100mのところから山、30度~110度まで開けていない)が影響しているのかもしれない。
島本OMから色々と話しを聞いていたら、「あれれ?あのIDTのメンバ??」、まさに私が大事に捨てずにとってある数少ないCQ誌の1つに掲載されていた記事を書いたご本人であった。交信は、23時半を過ぎ、坂本OMが既にQRTされて、私はDX Peditionで拾ってもらうヒントをあれこれ伺って、大変に丁寧に教えて頂いた。(感謝!)
一番の共感は、トークパワー!昨年秋のCQ WW DX SSBで知った自らのトークパワーの足りなさ、それをきちんと説明して下さった。確かに、島本OMの信号は、FMのように声によるブレがない。平均電力が高いのに、声はきれいに出ている。これには、最近のデジタル処理無線機という送信音声のキャンパスを自由に設定できるのもあるようだ。CQ WW DX SSBで見つけた、信号がそれほど強くないのに、浮かび上がるような音声はまさにこれだ!と思ったのだ。私のTS-480では役不足、どうしてもその信号は出せないことが分かった(周波数帯域幅が狭い)。IC-7610とは言えないけど、せめて、IC-7300が欲しい。

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