アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

1月26日朝のDX

1月26日朝、土曜日の朝はいつも早起き?(といっても6時半ぐらいであるが)し、7MHzのEU方面のDXを追いかける。今朝の日の出時刻は、6:54、冬至のころから少し早い時刻になった。7MHzのCWを聞くと、かなり強くEU局が入っている。最近、太陽表面に黒点がみられSSNが上昇に伴い、コンデションも上昇しているようだ。7MHzはローバンドであるが、SSNの上昇による影響は少なからずあるようだ。それが功を奏しているのかもしれないが、全体的に信号が強い。ちょうど、時刻が7時をまわったばかりであり、グレイラインパスの影響もかなりあると思う。今朝は、久しぶりに雪が5cmほど積もっており、アンテナへの影響も心配したが、VSWRは変わらず、影響はない。
7MHzのCWの場合、Reverse Beacon Network(RBN)を開き、"dx spots"の"create your filter"を選択する。そこで、DX stationを"continent:EU"に、DE stationを"continent:AS"として40m Bandで選択(proceed)する。そうすると、アジアのSkimmerが受信したEU局をレポートしてくれる。JAのSkimmerでは受信から漏れた局は、ロシア(主にRU9CZD)やインド(VU3KAZ)、そして中国のSkimmerのレポートが非常に参考になる。特にRU9CZDがレポートするEU局は、なんとか私の設備で受信、若しくは交信に至ることが可能なようだ。
今日は、LZ1354PM(ブルガリア)、YU1XA(セルビア)、HG100CFB(ハンガリー)がS599+で入感していたので、5W QRPで呼んだ。YU1XA局は苦労していただいたけど、なんとか取ってもらえた?ようである。QRPの場合は、”JH0ILL/QRP”で呼び、QRPであることをアピールする。QRPだと優先的に取ってくれる場合も多く、コールも長くなるので、パイルの場合、/QRPだけが聞こえるのかもしれない。私のコールだと、”ILL”はほぼ一発で聞き取ってもらえる。これはある面で有利なコールサインなのだろう。CWにすると、「トトッ、トッツートト、トッツートト」とリズムがよいのだ。一方、"H0"がなかなか難しく、これを繰り返すことが常である。それでも、立て続けに3局のEUとQRPで交信でき、とても嬉しい。
その後は、RU9CZDがレポートされる比較的に弱い局を中心に呼ぶ。それでも、イタリア局が2局、そしてオーストリア局、ハンガリー局とQSOした。オーストリア局OE5FBL、KARLさんとはすぐ下にある強力なHG局の影響を少し受けながらも、270Hzのフィルタを用いて少し長めの交信ができた。QRMとQRN、そしてQSBが伴った信号が浮かび上がってEUの彼方から聞こえてくる、その臨場感はなんとも言えない。そして、オーソドックスな交信、すなわち、互いにリグ、アンテナの紹介、天気の状態を交わすことができた。KARLさんは、400WとG5RVで運用、コンデションが良く、579で入感。これだけ強ければ、7MHzで50WにDPでも十分にQSO可能だと思う。
今朝は、クラスタをみると、18MHzあたりの高い周波数までDXが聞こえているようだ。
今回、上記のRBNを利用しての7MHzのワッチを動画で撮ったので以下に紹介する。

RBNによるDX

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