アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

夜の7MHz帯を聞く

2018年12月9日、夕刻、しばらくの間、7MHz帯を聞いていた。フレンチミクロネシアからTX0MというDXペディション局がQRVしており、7.0075MHz 15時位から既に599で強力に聞こえていた。残念ながら、JAは呼ぶことはできず、EU指定でQSOしていた。17時過ぎには、TX0Mを呼ぶEU局がショートパスで結構な強さで聞こえており、19時になっても聞こえていた。一方、国内は17時を過ぎると、急速に聞こえなくなりはじめ、19時にはCQを繰り返しても、JA局からの応答は皆無となった。
この時間帯では、バンド内は色々なDXからの信号が聞こえていた。そこで、前から試してみたかったアンテナやアンテナの方向による聞こえ方を調べてみることにした。
使ったのは、3.5MHzのCD78jrをロングワイヤのようにしたとき、それからNB42Xを様々な方向に振ったときの聞こえ方である。NB42Xはコンパクトな2エレビームで、それ程のゲインは無いものの、ビームアンテナで聞くとこんな感じと分かって頂くには良いと思う。


(1) ロングワイヤ?アンテナ
以前に使っていたツェップアンテナがこんな感じだった。中国局がS7程度で入感するも、呼んで中々取ってもらえない。CWだと何とか東南アジアとの交信が可能となるというところ。バンド内は意外に静かな感じである。

7MHz ロングワイヤ受信


(2) NB42X 330度


EU方向に向けた場合で、TX0Mを呼ぶEU局がS9を振って入感している。また、SSBでは幾つかのロシア局がS9以上を振って入感した。

7MHz 2エレ330度


(3) NB42X 225度


東南アジアに向けた状態。東南アジア(インドネシア)の局が結構入ってくる。

7MHz 2エレ 225度


(4) NB42X 45度


   北米方面。なんとなく静か。TX0Mが聞こえる。

7MHz 2エレ45度
やはり、ビームアンテナがあると、耳は格段に上がるようだ。パワーよりもアンテナである。

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