アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

FT8CALLによるQSO

先日、ハムのラジオを聴いたとき、新しいソフトが紹介された。それはFT8CALL、FT8を用いたチャットソフトである。これを使ってみたいと考え、早速、ダウンロード先を探した。しかしながら、まだ、公には公開されているのではなく、評価用として、グループに登録し、そこからダウンロードする必要がある。
このソフトウェアは、Windows 10用で作成されているので、私のWindows OSでは動作するかが未定であったが、問題なく動作した。周波数割り当ては、JT65の周波数帯の更に2kHz上で、7MHzでは、7.078MHzである。ダウンロードした評価バージョンは、ver 0.5.2である。

WSJTXをベースに作られており、設定はほぼ同じなので、WSJTXを基本に設定すればいい。使い方は至って簡単である。チャットと同じで、文字数が限られており、長文を送信する場合は、連続して15秒間の情報が流されるものだ。
交信は、まず、中央右側のウインドウ上のALLCALLを選択し、自らのCQをCQボタンで出す。CQボタンを押し、Sendを押すと、CQが送信される。
CQに対する応答の場合、中央左側ウインドウでCQ局を選択し、Replyボタンを押す。そうすると、HW CPY?と送信される。
後は、Dirtectedボタンを選択し、その中から呼び出すといいようだ。相手コールの後に、?を入れると、シグナルレポートを要求する。また、シグナルレポートを送る場合は、SNRを選択。QTH,QTCなど、設定で入れたメッセージを送信することができる。QSOは73で終了である。


CQを出したら、北米カルフォルニア局がコールしてきた。ゆっくりしたチャットで、1文を送った後、他の文が続けて出てくる可能性もあり、15秒ほどおいてから、相手に答えることを行った。実際にはもっとスムーズなのかと思う。
このFT8CALLを用いて、7MHzで運用する場合、注意することがあると思う。それは、JA局である。詳細は不明だが、どうも、”ALLCALL?”と打つと、AUTOをアクティブにしていると、自動的に相手にレポートがリターンされる仕組みのようだ。ゆえに、本来、QSOしてはいけない国内同士のQSOが出来てしまう恐れがある。この件については、法を犯す危険があるので、注意したほうがいいと感じた。14MHzの方が相手が多いし、自動機能が働いても、JA国内QSOが許されているため、法を犯すことは無く安全かもしれない。
まだまだ、よく分かっていないので、しばらく使用して、再度、報告する。今日のところはこの辺まで。

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