アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

ARRL International DX コンテスト

コンデションが春になってきて、いよいよ春のDXコンテストの時期を迎えてきた。先週のWW WPX RTTYの参加は用事があり、参加できなかったが、このARRLのコンテストは落ち着いて参加することが出来た。落ち着いてといっても、それほど長い時間に出た訳でもない。許される範囲で時間を使って参加したまでである。また、今年はせっかく参加するなら、きちんとログを提出したいので、200Wではなく、100Wに絞って参加した。すなわち、Low Power部門での参加となる。
したがって、土曜日の朝から、14MHzで参加、それも2時間程度、17時以降に7MHz、更に3.5MHzと出て、日曜日の朝の2時間程度で14MHz、夕方7MHz,3.5MHzで運用した。
結果は以下の通り。

3,5MHz  32 QSO, 14Multi
7MHz     77 QSO, 20Multi
14MHz   90 QSO, 29Multi
トータル199 QSO,63 Multi
今年は21MHzのコンデションはさっぱりで朝方、聞いては見たものの無理と判断し、1度も電波を出さなかった。朝方の14MHzは電波が強く、特に日曜日の朝は、東海岸の局が強く入感した。
土曜日の夜の7MHz,3.5MHzのコンデションも比較的安定しており、信号も強かったが、雪が降った関係でスノーノイズでかなり厳しい状況となった。SSBで聞くと、S9+10dB程度までノイズが振っており、また、雪の関係で3.5MHzの同調周波数が下にシフトしてしまった。CWフィルタを最狭にして聞くことができた。空電も比較的強かった。一方、日曜日の夜は空電も無く、としても静かに聞こえており、東海岸ともローバンドでQSOを可能とした。
その結果、100Wながら、3.5MHzでもランニングが少しだけ出来て、短時間で多くの交信が可能となった。
100Wでの参加であったため、エリア1のカナダの東海岸の島からの信号が聞こえいたが、結局、QSOにはならなかった。日曜日の23時過ぎ、国内ラグチューもあわせて、QRTとした。
コンデションが比較的恵まれて、多くのQSOが出来た。いままで得られなかった州も得られたようだ。
追記:
昨年2月22日の結果と比較。昨年は200WでHigh Power部門に参加。
3.5MHz:1QSO,1Multi, 7MHz:43QSO,15Multi, 14MHz:57QSO,21Multi, 21MHz:23QSO,6Multであった。
昨年と較べて、21MHzが開けないコンデションであったが、ローバンドのコンデションは良かったと判断している。参加時間はそれほど変わらないものの、出力半減で7MHzと14MHzで倍近いQSOが出来ている。3.5MHzはアンテナの違いもあったのかもしれないが、やはりコンデションが左右したものと思う。21MHzが開けた分、3.5MHzなどは厳しかったのかもしれない。いずれも、当局としては、Low Power部門で昨年よりも良い結果が得られたことは事実である。

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