アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

7MHzコンデション

10月も中旬を過ぎ、お空の方はめっきり秋のコンデションになった。もうすぐ、CQ WW DXコンテストも行われる時期になる。SSN低迷の状態が続き、10月18日も21時頃に14MHzのIBP Beaconをチェックするも、VR2Bのみが聞こえるだけ・・・という状態。これでは、その上の18MHz,21MHzなどはからっきし!うんともすんとも聞こえず、ノイズの海の状態。各局のアクティビティも落ち、早寝の状態が続いているのでしょう。
10月21日は、仕方が無いので私のメインバンドである7MHzにてワッチをする。ほぼ、半年ぶりにJH8FIHさんとQSO、大きなアンテナを上げられ、且つ、ブーペペディションに備え、kWの申請中とのこと、再びお会いするときは、今より更に強い信号をお送り頂けるものと期待!QSOを終えた時点では、先の時点で7MHzの国内で一番強く聞こえる局とのQSOのため、既に他からの信号は全く聞こえない状態に陥っていた。
最近は、このような場合、そそくさと7MHzのCWにQSYする。FT8やJT65もいいが、やはりノイズの中から浮かび上がる信号を自らの耳で聞くというスリリングな体験はCWに限るようだ。23時頃に7.015MHzでCQを出す。やはり、国内の色々な局からのコールがあり、とても楽しい。23時半頃には、米国からもお声掛けがあってQSO。RBNで確認すると、北米の多くのSkimmerで受信され、それも20dBを超える数値が記録されていた。これはコンデションが良い印である。0時を過ぎたころから、EUロシアからも呼ばれ、また、同時にVKからも呼ばれ始めた。当初は国内QSOをと考えていたが、気持ちは既にDXに向いている。0時半には、一旦、CQでの連呼を止めて、7MHzの7.000~7.030MHzの間のワッチを行うことにした。もちろん、クラスタも頼りになるが、まずは自分の耳で聞いて、どの辺の局が聞こえるかを確認することが先決である。
ウクライナや中央アジアのロシア系局が沢山聞こえ、CQを出している局をコールしてWkdしていった。ハンガリーの特別局もロシア局のパイルの中、少し待ったら取ってもらえた。JAやロシア局が7.022MHz付近でひたすら呼んでいるのが見え、恐らく、スプリットで出ている局がいるらしい。7.021MHzになんらかの信号が微かに聞こえるので、ビームを欧州から東南アジアに向け直したら、XW局(ラオス)がリアル599で入感。呼んだら直ぐにリターンあり。そうこうしていると、夜1時近くになってきたので、そろそろ就寝しないとまずい。最後に、7.030MHz付近で、ドイツ局が入感、CQを出していたので応答すると、直ちにコールバック。この時間になると西欧まで開けることを知った。こうして、夜の好コンデションに支えられて、CWにて12局ものQSOを終えた。

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