アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

HF帯で海外通信をエンジョイするためのシステムについて考えてみる

CQ誌10月号の特集の題を使わせていただき、この記事について、私なりの意見を述べさせていただきたい。
サブタイトルは、「海を越えたハムと交信しよう」である。私がアマチュア無線を再開した当初、何をしたいかの目標(夢?)を掲げた。
以下の通りである。

  • ローカルとラグチューをしたい、
  • 中国人と中国語で、米国人と英語で話したい、
  • CWでQSOをしたい
  • 7MHzや他のローバンドで遠くの局とQSOしたい

いま、これが達成しているかというと、未だ、夢半ばというところだろうか?ローカルラグチューは出来るようになったので、ある程度、達成はできた。CWでのQSOも、ローバンドでのQSOも出来た。中国人や米国人ともQSOできるようになった。しかし、それぞれが皆、中途半端であり、更に自分の能力(CW読解力や語学力)を向上させたり、設備の向上が必要である。
さて、海外通信をエンジョイするとなったときに、エンジョイの定義は人それぞれだと思う。もちろん、DXCCオーナーロールを狙うような方々、また、毎日、海外局とラグチューを楽しまれる方のエンジョイと、ローパワーと比較的小さな設備でも、DXCCを夢見て毎日、無線機の前で悪戦苦闘されている方のエンジョイでは違うのだろうと思う。
今回のCQ誌の記事で必要なシステムは、私には到底、手がでないものばかりであった。
無線機器は何故30万円のものが必要なのだろう?まるで、これが無いと海外通信は出来ないのだろうか?タワー、アンテナシステム、どれだけの人がこの要求を叶えられるだろうか?
昨年、再開局時、中古のIC-7000(50W機)と高さ5mの7MHzのZeppで再開した。本当はもっといい無線機が欲しかったけど、予算がないため、せめてHFから430まで出来る中古の無線機を選んだ。アンテナも低さから、国内QSOですら、結構厳しく、記念局などはなかなか順番が廻ってこなかった。しかしながら、好みのCWモードにより、冬の7MHzで聞こえてくるDX局は、私のか細い信号をきちんと取ってくれた。私は、この設備で遠くから聞こえてくるDXの信号に興奮した。ましてや、今から数十年前の開局後、電信級(現3級)資格を取得、正真正銘の10W機とフルサイズの21MHzのGPで毎夕方、欧州の各局とQSOをエンジョイしたのは忘れることができない。
無線機も、昨年暮れにTS480を新調し、HFのメイン機にした。電源を含めて16万円の復旧機であるが、Sメーターが振り切れんばかりのスーパーローカルの信号があっても、数kHz離れたDXの信号をきちんと分離することができる。混信除去も、CWフィルタの切れ、オーディオフィルタの特性など、本当に昔に使っていたリグとは大きく改善されている。14MHzや7MHzなどで弱々しい信号を聞くのに、30万円以上のリグでなくても大丈夫である。
更に、アンテナシステム、私は家族の理解を得て、アンテナを上げることが許されたが、DPやGPではDXは出来ない訳ではない。特に、JT65に代表されるデジタルモードであれば、なんとか聞こえるDX局があれば、QSOできる可能性は10Wでも十分に可能である。実際に、国内外のコンテストでは、QRPで参加される局は数多く、また、得点もクラス上の得点を横臥するのも見られる。私も、最近、QRP部門がある場合、進んでQRP部門で参加している。
何を言いたいかというと、CQ誌に書かれた設備を用意すれば、もちろん無難であるが、そうでなくても、海外通信はエンジョイできる。また、その方法もあるので、みんなで楽しもうということである。

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