アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

TS480HXの不具合??

5月22日、今日は帰宅後、21MHzからQRV,7MHzにQSYし、更にQSOを行った。QSO途中、何度も、最近、頻繁に発生するトラブルに遭遇した。それは、SSB若しくはCWでQSO中、突然、出力が落ち始め、最後に出なくなる。一旦、でなくなると、電源のON/OFF(すなわち、リセットか??)をしなければ、送信出力が出なくなる。こんなことが頻繁に起きるのは、TS480HX内のファンが動作し始める瞬間に特にみられる。こんなことが起こって、QSO中、常に出力をモニタしながら、ハラハラしながらのQSOとなり、楽しみが半減する感じがしてきた。特に、22日はそれが顕著であり、あまりQSOがもたない。これではダメとみて、TS480を梱包箱にしまい、サービスセンタに出すことにした。その間は、これまた、144MHzの出力がままならない状態のIC7000で代用するしかない。
さて、TS480を箱に入れ、IC-7000を電源につないだ。電源は第一電波製のGVZ4000と20年前以上に購入した25Aまで使えるアルインコ製の電源があるが、昔の電源にすることとした。GVZ4000は電源容量が大きいのだが、ファンが煩いのと、SSBのときに、トランスの唸り音が発生し、それが気になるためである。
IC7000でCWでロシアのYLさんとQSOした。そのときである。何か、ブーン、ブーンという音がするではないか?昔の電源からどうやら発生しているようだ。考えてみれば、この電源、電解コンデンサを使っているが、相当、昔なので寿命が来ているに違いない。そのとき、ふと、頭をよぎった考えは、TS480の頻繁なトラブルはこの電源のせいではないか??ということ。TS480HXは、200Wを絞り出すには、40A程度の13.8V電源が必要である。GVZ4000が1台で事足りるのだが、先に申し上げたように、トランスの唸り音が耳障りになって、TS480HXへの電源は、このGVZ4000と昔の電源の併用としていた。TS480HXの取説では、電源電圧が一定以上差が生じると、出力が停止すると書いてあった。すなわち、容量抜けした昔の電源ではリップルが大きすぎて、電源電圧の差が生じたと判断されてしまうのではないか??ということ。まずは、TS480を箱から戻し、GVZ4000だけに接続した。そして、SSB,CWで恐る恐る電波を出してみた。200WフルでCWでファンが回っても、なにしても、先のトラブルに遭遇することはなかった。電源の問題であった。しばらくはSSBの唸り音に悩まされるが、我慢して使おうと思う。昔の電源は、コンデンサを調べて、直ぐに発注したのは言うまでもない。

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