アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

アンテナの見える風景

アマチュア無線を始めて(再開して)から、色々なところに出かけると、アンテナが気になって仕方がないことがある。これは、この趣味を始めて誰もが経験することなのだろう。車を運転していたり、駐車場に入り、そこにアンテナが上がった車をみかけると、やはり関心をもってしまうものである。
私は自分のアンテナがある風景を見ることが大好きである。帰宅をする際、遠くから光り輝く自分のアンテナが見えてくると、ワクワクしてくる。私の自宅から少し離れたところから、アンテナが5基みえる場所がある。これがその風景である。

実は左側にあるアンテナ144MHzの10エレ×2は写真から外れてしまったが、左からHF GPアンテナ、144MHz 5/8×2、そして当局、更に右端が21MHz 5eleである。当局のアンテナ以外は、すべて違う方のアンテナである。今は恐らく閉局の方もいると思うけど、以前はアンテナを見て、ワクワクされていたのだろうと思う。(いま、アクティブな方は今もワクワク!)

上記が現在の私のアンテナであるけど、これで実は3.5MHzから28MHzまでの9バンドをフルカバーする。飛びはいまひとつだけど、アンテナが見えてくるとワクワクがいっぱいとなる。
アンテナが見える風景、これはアマチュア無線をやっている者からみるとたまらないのだ。



10月のコンデションとその回避

10月11日、会社からの帰宅後、いつも通り、愛機TS-480の電源を入れて、状況を確認した。クラスタDXSCAPEも併せて確認するが、7MHzのコンデションはすこぶる悪い。昨年の同時期の自らのブログ記事を再確認したが、やはり、10月になってコンデションの低迷は感じていたようだ。特に、昨年よりも酷く、このところ、SSN=0以外の数値を見たことが無い。21時頃、7MHzで国内はもちろん、海外も殆ど聞こえない状況なのだから、14MHzなどの高いバンドなど期待すらできないのが現状である。
昨年の10月は、50MHzのビームを上げていたので、少しの時間でもワッチして、CQを出すという習慣があったが、今年は全くない。アンテナは1/2λGPだけなので、静かな50MHzからは暫く遠のいている。逆に、50MHzのビームに代わって上げたCD78jrがここ連日活躍している。今年、7MHzが聞こえない場合は、3.5MHzに直ぐに移動する習慣が身に着いた。CD78jrは、雨天に非常に顕著に反応する。すなわち、雨が降ると、マッチング周波数が下側に移動する。普段は、3.509MHz,3.538MHz,3.561MHz辺りが中心なのだが、10月11日、小雨が降った後、マッチング周波数を見ると、3.500MHz,3.531MHz,3.552MHz付近で9kHzも低下する。もともと、SWR2以下のバンド幅は±7kHzしかないので、SSBの出来る周波数はかなり絞られてしまう。それでも、3.5MHzがいいのは、非常に安定感があるためである。
10月11日は、CWバンドを無視し、3.538MHzから次第に周波数を上に移動していった。きちんと3kHz間隔でQSOをしていた。この3kHz間隔に異論を言う方々もおられるし、コンテスト時などは私ももっと細かくしてもいいと思うが、隣り合う周波数で混信の影響を少なくした運用という面では、この3kHz間隔は結構いいと思っている。3.553MHzには、例の音楽流しっぱなし局が出ている。これについては、何故、行政はそのままにしているのかが不明である。10月11日は、その少し上の3.556MHzが空いていたので、そこでCQを出した。最近の運用スタイルは、何も問題なければ、50Wで運用するということである。それは、3.5MHzでの50W運用局が非常に多い上に、CD78jrは以前のツェップアンテナよりも飛び、耳共良く、50Wで十分に楽しめるためだ。恐らく、5W、10Wというと選択をすると、相手は厳しい状況に置かれて、QSOを楽しむという状態にならないかもしれない。この50Wというのは、お互いに相手の状態を把握しあえる良い出力と思うようになった。それで、長い場合は1時間以上の交信をするわけだから、とっても安定した良いバンドなのだろう。



JS8CALL from FT8CALL

以前に紹介したFT8の通信プロトコルを用いたチャットプログラムFT8CALLがあるが、この度、Ver 0.7から名称が変わり、JS8CALLなった。これまで、FT8モードと呼ばれていたものも、今後はJS8モードと呼ばれることになった。
今までのFT8CALLのソフトウェアを変更し、JS8CALLとすることになった。
主に変わった機能は、いままではその周波数で確認される全ての局のメッセージ、また、ビーコンのメッセージをテキストエリアには表示させないことができるようになった。また、100Hz内の局でメッセージをやり取りするGROUPCALLという機能もあるようだ。
また、FT8は時刻同期型の通信ツールで、PCの時刻を正確に合わせる必要があるが、JS8CALLではマニュアルで時間調整ができる機能が付いた。
更にBEACONモードのときに自動返答機能”BEACON ACK”という機能がある。すなわち、BEACONのときは、自動的に相手が信号強度を返す機能があるようだ。
まぁ、まだJS8CALLについてはテストバージョンしかなく、そのアプリケーション入手には、登録を行わなければならない。FT8と同じ-20dB程度に到達する微弱信号でPSKのようなチャットを行うことが可能なツールとして、今後、更なる発展を期待したい。
なお、このJS8CALLから、設定により起動直後で”AUTO”モードとなることが阻止された。これは、JAのような外国とのQSOのみ有効となるバンドプランがある中で、AUTOは自動的に返答するために、国内同士でのQSOが成立してしまうといった危険なモードであった。これが阻止できるようになったことは、JA各局にとって有益である。
実は、このJS8CALLになってからの運用実績は無い。このソフトはPC内のサウンドカードでは正常であるが、USBデバイスを用いてのオーディオ出力は現段階では出来ない状態であるためだ。
これも恐らく、私以外からも作者にレポートが行っているので、間もなく改良されるであろう。