アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

最近の活動

久しぶりに、ブログを更新しました。
去る3月31日をもって、一旦、いままでのCM先での勤務を退き、現在は失業状態となっています。これから何をしていくかを見極めていくところです。
先日、私の父が怪我をして病院に入院、今は母の世話をしながら、家庭菜園をやろうかと思っています。小さな耕運機を購入して、野菜作りにチャレンジしようと意気込んでいます。
また、キリスト教会の奉仕もあり、日曜日は今まで以上に忙しい状況に陥りました。ただ、平日は淡々と過ごしていますので、バランスはとれていると思います。
昨日は日中、3時間ほどの時間を取れましたので、ALL JAコンテストに参加しました。

7MHz CWで151局の皆さんと交信させて頂きました。ありがとうございました。
サイクル25が上がり、ハイバンドが好調なだけでなく、7MHzでの日中の近距離エリアのオープンが安定して続きました。以前は、ALL JAで1エリアや3エリアといった局数が多いエリアがほとんどオープンせず、苦戦を強いられましたが、このようなコンデションならば、十分に楽しめそうです。しかし、今年はQRVできる時間がなく、結果的に7MHzのCWだけで交信させて頂いたまでです。日中の交信局数は、7MHz CWが一番良いと思います。


サイクル25が本格的に始動しているようで、SSNも100を超えるときが出てきました。先日のHV0Aの28MHzの信号は、とても強くクリアでした。多くのJAが呼んでいました。私は28MHzのアンテナは2エレ、出力もベアフット(100W)までの免許なので結構厳しいと思います。まあ、あれだけの局が出ていれば、1kWでも変わらないと思いますが。
あと少しで、Esシーズンも始まります。今年はのんびり、ゆっくり楽しみたいと思います。

一年の計は元旦にあり?

皆様、新しい2022年、明けましておめでとうございます。
日頃から、Twitterやアマチュア無線の交信を通して、お世話になっており、大変に感謝いたします。皆様にとって、この2022年が良き年となりますように、重ねてお祈り申し上げます。
ブログでは、6年前にアマチュア無線を再開し、そこでの希望を叶えたいと願いながら、色々なことに挑戦をしてきました。そこには、家族に許されて設備を整えたり、色々な方からの励ましやご指導を受けて、今ある姿になったと思います。今は、再開当時とは、異なりアマチュア無線に対する気持ちは、ある面、成熟期になったように感じます。それは、新たな設備導入を考えなくなった(設備投資においては限界になった)ということがひとつ、いつも新しいことに挑戦しようという気持ちが減ったということがもうひとつの理由だと思っています。
設備については、元々、私自身の出来る範囲で満遍なく楽しめる状態ということでアンテナ設備を選択しました。現在のちょっと上の設備にグレードアップするとなると、アンテナだけでも100万円相当の費用が必要で、もし、それを行ったとしても、現在の土地では効果は期待薄と思われます。
現在:         グレードアップすると・・・  実現性など
1.9MHz 無し        ⇒ 短縮スローパー       困難(インターフェア)
3.5/3.8MHz CD78jr     ⇒ ATUをモータ式に変更    いまの状態でまずは満足
7MHz NB42X           ⇒ VERSAビームあたり     100万円近い投資
14-28MHz     ⇒    〃              〃


今のアンテナをグレードアップするとすれば、VERSAビームあたりが順当であるが、投資対効果が得られるとは思えない。一番の理由は、ロケーションの悪さである。東側の山が迫っており、東側からの伝播はどうしようもない。7MHzあたりのSSBで遠距離交信をしている局に憧れたことがあるが、それらのOMの設備はVERSAで届くレベルではない。


では、無線機はどうかというと、もともと、机の上には1台だけを置きたいという希望があり、IC-7610というデジタル無線機を使用、アンプもそこそこに使えるアンプなので申し分ない。無線の実際の実状は、海外局も一部のアジアの国を除き、様々な規制などから、大きなアンテナを据え付けられないため、比較的小電力で扱えるFT8などに移っているようだ。ということで、現在の無線機も最高峰には届かないにしても、メーカーの1,2を争うほどの性能の持ち主。この上位クラスのIC-7851を100万円だしてほしいと感じない。使い勝手は、CWで運用する上では、KEY SPEEDとPITCH CONTROL、APF、狭帯域フィルタがあればいい。IC-7610のファームウェアがアップデートされた後、スペアナ機能で本当に使いやすくなった。


このように、設備増強していたときは、いつもFULL POWERとの頭にあったが、今は小さな電力で交信できればしたいという状況にある。


ブログ記入中であるが、一度、ここで筆を置きたい(眠いので~!)

1年のまとめ

いよいよ、2021年も終わりを迎える。過ぎ去ったこの一年を振り返り、皆様の歩みはいかがだっただろうか。コロナ禍の下、大変な想いをなさった方も多かったのではないだろうか。
私は、この1年は普段の当たり前のコミュニケーションが取れずに、少し寂しい感じをしたとともに、本当に必要な事は何かを考えさせて頂いた。今年は、私の楽しみにしていた週末の温泉は殆ど行けなかった。週末というと、自宅と教会、そしてスーパーに出向いただけである。私にとって、昨年、そして今年は人生にとっても大きな転機であった。
昨年、CMを休職し、なんとか復職することを目標とし、今年の4月になって漸く復職が叶えられた。その間までは、自分の価値観のふり返り、また、復職プログラムを通して自己のふり返りを行って来た。コロナ禍の下、大変な方々が多かったことを覚え、もしかすると不謹慎な言葉かもしれないが、コロナ禍の中で、自分自身を見つめるときを与えて頂いたのかもしれない。
アマチュア無線は、おかげをもって、この年末で6年を迎えた。ブログの活動は激減したが、twitterやQSOのときに、皆様から励ましと激励を頂いたことは、私の支えとなった。今年はHamlogの他に、小さなノートを備えて、出来るだけ、ひとつひとつの交信を丁寧に記しておくことを心掛けた。ノートを見開いて交信の記録を見てみると、その季節に応じて、皆様との話が浮かび上がってきて、心に熱いものを感じることもある。交信数は、多くなかったとしても、皆様の明るい声を聞き、それに耳を傾けたひとときは、アマチュア無線の素晴らしさを感じた。また、その仲間たちとtwitterを介して、短い”つぶやき”に答え、また、”いいね”を頂いたとき、とても嬉しく感じた。今も、アマチュア無線が趣味の王様であると胸をはって言ってもいいことがここにあるのではないかと感じた。
今年の交信結果をHamlogの集計で紹介したい。
①総交信の集計

今年は、3339局との交信(12月31日 22時JST現在)をさせて頂いた。その半数は、DX局であり、ほぼ、例年と同じ比率であった。ただ、数年前の交信数から、1/3程度まで減っているのは、コンテスト参加が少なくなったためである。メインバンドは、7MHzであることは変わらないが、18MHz、21MHzで交信数が多いのは、サイクル25の影響で良いコンデションに恵まれたからである。また、144MHz、430MHzでの交信数が極端に少ない。殆ど出ていないというところである。


②CWの交信

交信モードからすると、CWが一番多い。全体の交信の半数以上がCWであった。局数が多いのは、コンテストの参加がCW中心だったためである。しかし、この秋から7MHzでのOTHレーダーが暴れ出し、十分な交信が出来ないことは少々腹立たしいところだ。


③SSBの交信

ふり返ってみると、SSBの交信も以外に多い。7MHzでのSSB DXは、インドネシアなどのアジア局が多いと思う。14MHz以上でのSSBの交信は、サイクル25の影響である。夏場から初秋にかけての18MHzのEUの毎晩のオープンは本当にエキサイトした。21MHzもようやく聞こえてきたという感じで、来年の春先以降の更なるコンデションの向上に期待したい。


④FT8の交信

実は、私はFT8での交信数が少ない。3.531MHzと7.041MHzの両者で国内交信を数ワットの出力で行うことが主である。DXとの交信は、DXペディションでどうしても取りたい局などのときだけで、積極的な運用はしなかった。


2022年がもう少しでやってきます。
皆様にとって、幸多き年となることを心から願います。
一年間、大変にお世話になりました。