アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

コンデションが悪い時の無線の楽しみ方

CQ WW DXコンテストが終わり、バンド内を見ると、不思議なほどにコンデションが悪い。まるで、コンテストに合わせてコンデションを誰かが調整しているぐらいに。こんなときには、どのようにするのか、私のケースを紹介する。
最近の行動は以下の通り:

  1. 7MHzのSSBでの国内コンデションを把握する。
  2. 18MHz,21MHzを聞いて、SSBで国内コンデションを確認する。
  3. IBP Beaconを使って、14MHzの伝搬状況のチェックをする。
  4. DXクラスタでレポートを確認。面白そうな局がレポートされていないかどうかを調べる。また、レポートの多い周波数を把握する。
  5. 私の優先順位は、21MHz国内 > 18MHz国内 > 7MHz国内 となる。
    DXとのQSOはあまり重点にしていない。ラグチューが好きだからだ。0エリアは50MHz,144MHz,430MHzは極端にいないのでQSOするチャンスが少ない
  6.  優先順位の最下位、7MHzのSSBで国内局が見当たらない場合は、7MHz CWにて探す。CQも出す。
  7. それでも相手がいない場合は、144MHz,430MHzのFMでCQを出す。
  8. それでも応答が無い場合は、50MHzのアンテナに切り替えて、IC-7000のボイスメモリを使って、CQを10回以上出す。
  9. ここでダメな場合、3.5MHzの状況を確認し、良ければSSBで楽しむ。
  10. それでもダメなら、14MHzや10MHzでDXを追っかける。
  11. そこのコンデションも悪い場合は、WSJT-Xを用いて、JT65やFT8モードを試す。
  12. これがだめなら、無線機の電源を切り、eQSLの確認やログの分析を行う。

というのが大体の行動である。これだけやれば、どこかで止まるという感じなのだが、最近はコンデションが悪く、最後まで行ってしまう場合も多い。
無線機を作ったり、QSLを整理したり、ブログやQRZ.comの内容を確認したり、やることは沢山あると思うが、無線自体がやはり楽しいみたいだ。

QRP Sprintコンテスト結果

第8回のQRPスプリントコンテストの結果が発表!!
Q7部門(7MHz QRPp部門)で1位となった。2位との差は、4局、マルチ1だけで殆ど僅差で入賞できた。
QRPコンテストの規約には、無線機の出力の制限があるだけで、アンテナの制限は無いために入賞できたようなもの。ERP(実効輻射電力)で算出すると、恐らくフロントで、5W程度まで上がってしまうかもしれない。故に、QRP局とも肩を並べて戦うことができた。
JP1DJVさんがツイッターでツィートされていたが、アンテナは、ノイズ0に近い受信プリアンプ、リニアアンプなど、本当に

7MHzコンデション

10月も末になり、7MHzのコンデションもかなり様変わりをしてきた。普段、会社勤めのため、出勤中のコンデションは不明だが、夜21時から朝6時ぐらいまでのコンデションはだいたい把握できている。9月頃までの夜23時ぐらいまでの状況は、日によって変化はするものの、かなりの確率でJA国内とのQSOは可能であった。しかし、昨今のコンデションは、殆ど期待できないような状態になっている。
10月30日の夜も、22時頃に7MHzをワッチするも、7.113MHzでQSOをされる私の?7MHzパイロット局であるJJ8HGAさんが入感していただけであった。誰もが国内QSOを諦めて、QRTか、又は他のバンドに移られたのだろう。私は7.103MHzでCQを連呼、JJ8HGAさんからコールを頂き、やはり、このバンド内には私とJJ8HGAさんしかJA国内は居ないのではないかと疑うほどの状況であった。それも、QSBが非常に大きく、安定したQSOなどは望めない状況に陥りつつあった。早々にQSOを取りやめ、SSBによるCQはあきらめ、CWにQSY。7.013MHzでVK9CZがスプリットでサービス。信号はそれほど強くないが、UゾーンやWが呼んでいた。JAは誰も呼んでいないし、クラスタにも上がっていない。聞こえていたので、up1kHzで呼んだら、簡単にとってもらった。クラスタに上げないことにした。23時前後、7.010MHz以下で多くのCWのCQが聞こえる。SM局(スェーデン)が既に入感。VU局(インド)、W局(USA)など、結構、広範囲で聞こえている。SM局とは、599でQSO、信号が結構強かった。Reverse Beacon NetworkでSkimmerでの自分の信号強度を確認したけど、それほどの強さではないようだ。確かに10MHz以上は殆ど使い物にならない状況。国内と同じく、海外のコンデションも芳しくないようだ。
SSNと7MHzのコンデションはどう絡むかはよく判らないが、現在はあまり良くないのは当たりのようだ。