アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

1.9MHzアンテナ構想Ⅱ

以前に1.9MHzのアンテナ構想(http://jh0ill.muragon.com/entry/293.html)を紹介したが、一番、カギとなるアンテナチューナーをヤフオクで入手した。金額は送料込みで5000円程度、ところどころが壊れているために完全ではない状態とあった。物はTRIO AT-200で1.8MHzからが対象となっており、背面にはワイヤアンテナ用の端子が出ている。壊れているのは、Powerメータとコンデンサのつまみの部分である。コンデンサは、少し歪んでいるようで、回転時にある部分で接触することがある。しかし、SWRの調整を行った結果、チューナとしての機能は申し分ないようで、200Wで7MHzでチューニング、テスト運用も出来た。
この次の課題は、グランドである。タワーからグランドを得ると良好な接地が得られるとはずだが、アンテナとしてはあまり芳しくないように思う。同軸ケーブルのステー線として、ステンレスワイヤーを張っているので、それを使うか、別途に、接地工事をして接地を得るかを検討したい。
後は3.5MHzのツェップからミノムシクリップなどで給電を行うことを想定している。まずは仮設の状態での運用を行い、将来的にはチューナを防水処理して対応を考えている。
いずれにしても、1.9MHzでのQRVは直近に迫っている。晩秋のコンデション、夜21時以降は7MHz以上の国内QSOは殆ど難しい状態である。そうなると、3.5MHzとトップバンドの1.9MHzに期待をもちたいと思う。
1.9MHzのアンテナは、既に構想から、実現のステージになった。

WSJT-Xのバージョン1.8.0

11月6日、HFのコンデションが悪く、7MHzでは国内コンデションはNG、VK9MAは、7.125MHzで北米、欧州オンリーでサービス、JAには回ってきそうもないので、諦めて、50MHzでローカルラグチュー後、3.5MHzに移動。久しぶりに、JR1WYWさんとラグチューを行った。出てきた話題は、最新のデジタルモードFT8について、OMは非常にアクティビティが高いようで、数々の情報を頂いた。その中でホットな情報は、WSJT-Xの1.8.0バージョンが正式にリリースを行ったようである。
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx.html
今まで、rc1,rc2,rc3と変更されてきて、漸く、正式版となったようで、これは是非、インストールをしたいと考えている。
同Webで記載されたコメントによれば、Ver 1.4以上からのアップデートは何もせずに可能、Ver 1.3以下の場合は、ログファイルを新しい所に入れて、再設定が必要なようである。
なお、リリースノートには、以下のように記載されている。
Ver1.8.0-rc3からの変更は僅かである:

  • Wideグラフで右クリックするとコンテキストメニューが現れ、"Set Rx&Tx Offset"を選択すると赤と緑の周波数マーカーの設定が完了する。
  • 幾つかの説明と補足をヒントと取説に入れた

全てのユーザーがVer 1.8.0にアップグレードすることを薦める。
もし、1.8.0-rc1からアップグレードするなら、デフォルトの運用周波数リストのリセットを一度行うべきかもしれない。File->Settings->Frequenciesを選び、右クリックで"Reset"を選ぶ。
とある。なお、rc2からrc3への変更点はいくらかあるようで、これについても、記載されているがここでは省略する。
早速、アップデートを行い、運用をしてみたいと思う(後ほど、報告する)。

CQ SS?

11月5日、夜23時頃、7MHzのバンド内には、CWで多くの北米局が出ていた。私が知る限り、メジャーなコンテストを除き、一番多く出ており、且つ、コンテスト局のような強い信号で出ているのではなかった。周波数は、7.025~7.055MHz付近に散らばってQRVされており、北米局がそれぞれ、"CQ SS"と打って、QRVされているのは壮観であった。
これは何のコンテスト?と思い調べたところ、ARRLが主催する"November Sweepstakes"なるものでコンテストのひとつのようだ。1930年に始まったもっとも古いコンテストらしく、11月の最初の週末にCW、第三週にPhoneでのコンテストがあるようだ。北米局無いで行われるコンテストで、100交信すれば、記念のピンを入手できる。盾も用意されているようだ。長い歴史があり、大事なコンテストなのだろう。
それに似たものとして、JAではQSOパーティがあり、ステッカーを決められた局数以上行うと取得できる。QSOパーティにも、もう少し、多くの局とQSOすると、バッジが手に入ったり、何か得点がもっとあれば、参加局が楽しめると思う。もちろん、ARRLがピンバッチ代や楯代を取るのと同じで有償でいいと思う。