アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

40m Delta Loop その2



3.5MHzでのJA0 TESTが終わり、短縮Zeppを降ろして、再び、Delta Loopを上げた。前回は、短縮コイルを入れて同調をとったが、今回目指すのは完全のフルサイズである。

短縮コイルを使った分をワイヤーで長くする必要がある。幸い、前回のデルタループは完全に垂直というわけでなく、斜めの成分がかなり強いものであった。底辺の部分を頂点のポール側に引っ張ってあげると、垂直成分が高くなり、かつ、ループ長を稼げる。

簡単な図は上図の通り。

φ50で9ターン程度の短縮コイルに相当するワイヤー長は約2.8m程度となった。

40mバンドでのSWR1.5以下の領域は、7.000MHz(SWR=1.2)、7.030MHz(SWR=1.1)、7.120MHz(SWR=1.5)程度であり、7.120MHz以上では使用するには難ありということになった。給電部はベランダにあり、簡単に設定できるため、給電部から250mm程度のタップ点を設けて、そこに切り替えることができるようにしたら、7.080MHzから7.200MHzまでがSWR1.5以下に収まった。これで、電話も可能であり、国内ラグチューもできるようになった。アンテナの最低点は、約4m程度、最高点は14m程度である。

ちなみに、このデルタループを上げて、VE7ACN/7がパイルの中で比較的早くピックアップしていただいた。東南アジア内であれば、問題なく599~59+9でQSOが可能。FH/F9DXはまだQSOに至らないが、59++9で入感。電話でもYB0Vより声がかかり、59+のレポートを頂く。

垂直偏波のため、欠点はノイズが多いことである。ノイズは、Zeppのときと比べ、同じか少し大きめである。夕方以降のDXが入ってくる時間になれば、W,LU,CXなど結構強く入感してくる。以前に上げていた低い(12m高)2エレ八木に比べれば、安価で且つ耳は良いように思える。ただ、ベアフットということから、電話の場合、聞こえていても応答が無い場合もある。せめて、200W程度あればいいとも感じる。

国内の状況ももっと確認してみて、レポートを書きたい。


JA0 TEST

JA0を対象とする国内コンテストが行われるとのこと。翌日からは、海外出張のため、7MHz帯の参加は無理、3.5MHzの参加しか選択肢はない。しかし、7MHzのデルタループのために、3.5Mhzのアンテナを降ろしてしまったばかり、出張準備もままならないため、どうしようか?と考えていたが、意を決して、デルタループを一旦、撤収、3.5MHzのツエップを上げ直した。

JA0コンテストは、実は参加したことがない(以前にあったかどうかも覚えていない)。

以前に較べて、CWの能力は落ちているため、ヘボオペがどれほど、対応できるかが心配であった。コンテストが始まると、バンド内は非常にザワツイている。無線機のせいか?それともこういうのもなのか?ガサガサとしている上、各局がゼロインして呼んで来られるために、聞き取れないことが多い。少し、焦りを覚えながら、数局とQSO。隣でCQを出す強い局を聞いたら、JK1???、あれ?JA0のコンテストでは??

なんと、このコンテストは0エリア管内とのQSOでは得点が高いものの、他エリア間のQSOもありとわかった。

それでも、普段よりも多くの0エリア管内の無線局が出ている。どのような方々が今も続けれおられるか、こちらの方に関心がある。所詮、CWテクでは劣る自分では高得点は難しい状況であるので。段々、耳が慣れてきて、スピードを上げても問題はないが、IC-7000でフルブレークインで送信していると、音がおかしくなってきた。また、自分も手崩れ気味である。結局、109局とのQSOを行い、翌日からの出張に影響を及ぼす恐れがあるため、QRT。しかし、改めて、コンテストにおいて、学んだことは以下のとおりである(但し、CWの場合。SSBは不明)。


  • 同時に呼ばれる場合、ゼロインをされると、逆に取りにくくなる。信号の強さに自信があれば別だが、少しずれていることもあり。
  • やはり、パドルは左手で打つべきである。以前は左で打っていたが、今回は右手のため、コールサインを書き留める時間に手間取ってしまった。
  • メモリーキーは使い方を十分に覚えるべき。直前にメモリーキーをセットしたが、実践には全く使わなかった。普段、使わないために、いざという時は役に立たない。長時間でパドル打ちをすると、手崩れが発生したとき、めちゃくちゃな符号を打つため、時間のロスになる。
  • PCソフトならきっと、時間管理もできるので便利。やはり、便利なものを使って、耳に集中した方がいい。
  • デジタルフィルタの帯域を変更できるといいように思う。250Hzでも、広いと感じたが、これ以上狭いと、呼んでくる局をとることができない。IC-7000は切り替えが簡単でないため、コンテスト向きではない。

7MHz 垂直デルタループ

 今日、時間が無い中ではあるが、3.5MHzと21MHzのアンテナを降ろし、代わりに7MHzのフルサイズ垂直デルタループを上げた。材料を買い集めておき、鯉のぼりのポール(10m長)に4mのポールを継ぎ足した。

また、22mのACコードを購入し、2つに引き裂き、空中線を引きあげた。

マッチングはとても難易度が高く、最初は4:1バランを使ったが、線長を測らずに上げたことが問題となった。アンテナアナライザが無いため、どこでマッチングがとれているか?とれている周波数のインピーダンスがどの程度かは全く不明である。これでは、調整ができるわけではない。幸いループアンテナであり、どこの部分を測っても同じであり、ループを短絡し、ディップメータでディップ点を測定したら、なんと、8MHz当たりでマッチングがとれている。これでは、きちんとした調整はできない。スタブ長を測ったら、3m程度も必要であり、以前に作ったVCHアンテナの失敗コイルがあるのを思い出し、このコイルをローディングとして入れた。10ターン程度で7MHzにきっちりとディップする点を見つけた。そこで、1:1バランで接続したら、バッチリSWRも下がった。

すると、今まで静かだった7MHzのバンド内が無線局の信号でとてもざわついている。そう、ARRLのPhoneのコンテスト中である。マッチング周波数帯はコイルが入っているために、少し狭く、SWRは、Phoneの部分では高めであるが取り敢えず呼んでみた。59++でWの西海岸が入っている。殆どがワンコールで返ってきた。完全にコピーしてもらっている。面白いのが、Wを呼びまわるアジアの100Wクラスの局もS7〜9程度でしっかり入力してくることだ。CWエリアでは、W9NGAがS9+で入ってきた。RIGとANTは、500Wと2EL Yagiのようである。JAでは沖縄県の移動局がPhoneで入っており、S9+で入感している。呼んでみたら一発でリターン、ベアフットであるが、今までに無い感じである。CWでは、前のZeppと比べると、ノイズが減って、バンド内が静かになった、今までよりも弱い局もしっかりと安定して聞き取れるような感じである。

アンテナは仮調整の状況であるので、暫く、様子をみてまた、報告したいと思う。