アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

ALL JA コンテスト

今年は十数年ぶりにALL JA コンテストに参加してみた。十数年ぶりで大きく変わったことは、次の通り。

  • 日程が昭和の日から、4月の最終土日に変更された
  • コンテストナンバーに出力が記号になった
調査をしてみると、どうやら2009年から、日程の変更があったようである。ローカルとの話しでは、たしか、天皇誕生日(昭和の日)だったような・・・、昔、学生時代に無線をやっていた者からみると正しくその通りで、私も、4月28,29日に徹夜でコンテストに参加、楽しかったひとときを思い出す。当時は、7MHzが中心に、多くのバンドで学生のクラブ局が参加しており、プリフィックスがY,若しくはZで始まる無線局がそれも非常に強い信号でバンド内を埋め尽くしていた。当時は、「東京テンワット」とよく言われて、本当に10W?という信号でバンド内を沸かせており、今、思うと懐かしい。

コンテストナンバーが、P,L,M,Hという記号が出力の代わりになっていたことも、初めて知った。私は、設備の面からCWのみの参加(SSBでは歯がたたない)。SSBは全く聞いていないので、状況は分からないが、CWの参加局の多くは出力がHで、Mの局の方が少ない(殆ど、呼びに回っていたので・・・)感じであった。Hの局には、恐らく、200W局と1KW局がいた事であろう。私は、ベアフット、Mで参加。IC-7000の普段使用しているデジタルIFフィルタの250Hz帯域を200Hzに絞って参加(150Hzだと、聞きにくいようである)。7.010MHzから、7.040MHzまでの比較的広いエリアをゆっくりスイープしていくと、CQ TESTの強い信号が飛び込んでくる。これだけ強い信号で入ってくると、海外でもコンテスト日はバンド内がJAで埋め尽くされるのではないか??と思うほどである。WEBSDRが発達し、US西海岸でのJAの局の強さを思うと、今回は聞かなかったがかなりの混雑だと思う。

コンテスト局のCWスピードは、20から25WPM程度であり、信号も強く、フィルタをしっかり入れておけば、問題ないレベルである。今回は、IC-7000のメモリキーを初めて使った。コールをしたり、コンテスト番号を打つのは、ボタンを押すだけなのでとても簡単である。スポットの参加なので、ログは手書き、本腰を入れるなら、やはりPCでやらねば難しい。

ベアフットのレベルでは、国内がスキップする段階で騒いでも、成果がないので、4月24日のみの参加。0エリアからだと、早朝は4エリアより西、そして8エリアのみが良く聞こえる。9時前後でも、近くは今ひとつ、3エリアより西側で、0,1,2,7,9エリアは殆ど聞こえない。午後3時頃に漸く、近隣のエリアが聞こえる。垂直デルタループが理由か、または特異な伝搬なのか、強く聞こえるエリアと、殆ど聞こえないエリアが際立って目立つ感じである。それでも、夕方午後4時頃には、どの局もとても強く、9+20dB以上で入力してきた。コンテストまであと、1時間、午後8時になったら、空きスポットがあったので、CQを連呼した。呼んでくださった方には感謝するが、呼びに回った方がきっと多くの局とQSOできた。CQを出すときは、メモリキーは慣れていないので、パドルを使って打つ。JH0ILLが時折、J50ILLにミスするが、お構いなしである。CQを出すと、逆に出力Mの局が多いことがわかった。でも、ものすごい局を除き、H局とM局の差は、10dB程度、CWであればM局でも十分に勝算はあるかもしれない。でも、CQは中々出せないのでしょう、私も同感。

コンテストのときの感覚を思い出しながら、呼びに回ることの重要性を覚えた。まあ、CQ TESTだけを続ける局はいないだろうから、問題はないと思うが、スピードが早い局が早くさばけるのではなく、リズム感のある局、たとえ、速度が遅くても、非常にリズムがしっかりしている局は、スイープしても直ぐに呼べる感じがする。CQを出さずとも、こういう局が多いと、1分間に2〜3局はQSOできるようだ。すなわち、1QSOが終わったら、直ぐに周波数をずらすと、CQ TESTがあり、コールを聞き取れば、打てばいいだけで、CQを出すよりも効率のいい場合もある。そういう面では、よい経験が出来た。結果的には数十局とのQSOの結果であるが、結構、楽しませていただいた。アンテナは垂直デルタループなので、近距離の飛び、耳も今ひとつかもしれないが、4,5,6エリアの各局とのQSOは十分のようであった。それにしても、抜きん出て強い局があるが、一体、どんな設備なのだろうか?こんどは、色々な方面にあるWEBSDRを使い、ハイパワーなのか、アンテナなのかを調べてみたいと思う。ビームを使っているとすれば、バックやサイドは他の局より弱いはず?だから。



森のあんず(杏の里)

私の住んでいる長野県千曲市は、杏の花がとても多いところである。遡ること、江戸時代、伊予の国のお姫様が、松代藩主、真田幸道に嫁いたときに、故郷を偲ぶために杏の種を持ってこられたということに始まる。

現在、森、倉科地区(自宅から数キロメートル)のところが、約10万本と言われている杏の木が多くある地所である。今年は、例年よりも暖かだったせいか?一週間程早く、今日4月3日が最高の状態(満開か?九分咲?)であった。例年に較べて、早かったせいか?観光客は今ひとつ少ない状況であり、誰もいない杏畑の道を歩くことができた。

6月頃には、甘酸っぱい杏の実がなると思う。


CQ WW WPX TEST

3月26日、27日に行われたWPXコンテスト電話部門に参加してみた。7MHzのみの参加で、時間も短時間しか参加しなかった。以前から上げていた40m Delta Loopの感じはどうなのかを話したいと思う。

まず、耳の方であるが、強い国内のコンテスト局が持っている耳と比べると、残念ながら低い。40m Delta Loopは八木アンテナに比べては見劣りがあるのはやむ得ない。しかし、Wからの信号は、ほとんど、プリアンプなしでS9~9+で入ってきた。東南アジアの各局も強い局はS9+20dB、少なくともS7~9の範囲であった(聞こえる局はの前提でである)。何度も、聞き直している局がいるが、私の聞こえる局は、ほとんど、完全にコピーできる状態であった。

飛びの方はどうだったか?

残念ながら、S9+のアジア各局を呼べど、叫ぼうと、コールバックは無かった。あくまでも憶測であるが、アジアの各局では、JAの混信が強い?アンテナ設備でなく出力でカバー?無線機の正しい使い方を知らない?などなど、

Wの局の耳の良さは驚くばかりである。多少、相手が弱くても、ほぼ、一発でコールサインを聞き取ってくれる。この違いを深く感じた。


ということで、今回は多くのDXを聞くことが出来たが、殆どのアジア局にはソッポを向かれた。7Mhzは、やはりベアフットでは厳しいバンドだろうか?