アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

TS-480HX 3.5MHz,7MHzでの運用

変更許可が下りて、早速、200Wの世界を体験する。今日は、残念ながら、7MHz、3.5MHzもコンディションが悪い。更に3.5MHzに至っては、Zeppの同調部が耐電力100Wであるため、CWで暫く運用していると、SWRが1.2から1.5と高く変化する傾向がみられる。SSBだと、なんとかなりそうだ。
SSBでは、大陸からのウッドペッカーらしきノイズが入り、あまりS/Nがよくない上、コンデションもよくないようだ。ウッドペッカーの周波数は、業務上、支障が出にくいアマチュアバンドを狙うようで、しかも、高いバンドは使い物にならない場合は丁度良いところを狙って出てきているのかもしれない。
SSBで国内QSOするが、はっきり感じるのは、今までは自分の音声が同時、若しくは先に相手が了解できなくなったのに対して、こちらがなんとかフィルタ等を利用して聞き出せば、相手はきちんと了解していただけるということである。その面で、当方の耳の問題になるので、自らは少し余裕がもらえる。3.5MHzのCWではどこまでが出来るようになったかは不明である。EUロシアが出ているが、200WにZeppでは空振りで、これは50Wのときと変わらない。
7MHzについては、国内SSBは全くだめなようで、CWによるDXを狙う。23時台にフィンランドとタイランドが入感していた。フィンランドはサンタクロース記念局で正に599で入感。コールを打ったら、100%直ぐにリターンがあった。タイランドは、S4~5程度で入感。やはり、コールを打ったら、直ぐに応答あり。50Wのときは苦労したレベルであるが、やはり100%コピーのようである。
朝方、EUを狙ってみたが、コンデションが悪く、肝心のEU方面が殆ど聞こえない。WebSDRで何時も聞くEU局で直接聞いてみたが、やはりコンデションがとても悪いようである。しかし、国内ではJA8エリアがものすごく強い信号で入感。アンテナを切り替えてみると、2エレとZeppとの差で20dB以上の差がある。たとえば、S9+40dBの局はS9+程度、S9+10dBの局はZeppではカスカスの状態。北海道の局はCQを連発していたが、誰にも呼ばれないような状況なので、2エレが効く伝搬状況のようだ。朝早くや夕刻以降はこのような伝搬になることが結構あり、2エレを使うと楽々QSOができる不思議な時間帯である。バンド内が静かな中、強い8エリアのCQを聞きながら、後ろ髪を引かれつつ、電源を切り、仕事収めの出勤に出向いた。

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