アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

21MHz 垂直デルタループ

 先週、21MHzのコンデションが上昇してきたとの話しも聞き、比較的DXもやりやすいと思われ、試しに21MHzのアンテナを張ってみようと思った。
 Web上で調べた結果、コンパクトでかつ、DXにも飛びやすいアンテナとして、デルタループがある。特に、垂直偏波にするため、三角の端に給電点を持ってくると、指向性が無く、打ち上げ角が低いアンテナができると書いてあった。
早速であるが、5mの釣竿、2mのアルミパイプ、14.2mのコードを準備、ベランダに上げた即効のデルタループがこれだ。

ただ、5mの釣竿から余った線を引っ張っただけの簡単なアンテナである。
バランは4:1バランを使い、SWRは全く調整もしないで1.2程度まで下がっていた。格好は少し悪いが非常に簡単である。
肝心の耳はどうだろうか?
垂直系であるため、特有のノイズが大きい。NB,NRは絶対必要。
早速、CWバンドでXV,A3,ZLと東南アジアから太平洋の局を呼び、とってもらう。
Websdrを用いて、ロシア、スウェーデンのSDRにより信号を確認。
VVVに対して、ロシア、スウェーデンの両者で確認。ロシアでは579程度、スウェーデンではQSBが強く、459程度である。
SSBでの信号は残念ながら、確認できなかった。改めて、CWは私のような貧弱な設備でも、対応可能であるかがわかる。
結局、以前使ったことがあるビームアンテナまでには満足がいかないが、簡単なわりに、まあ、飛ぶことは飛ぶといったところだろうか?
先に同じ位置に、GPを作ったときは、受信信号は7MHzのツェップと変わらない信号強度であったが、今回は明らかに受信信号が強くなっている。(Sで2〜3)
夕方には、ヨーロッパが開け、CWで幾つかのQSOを行った。また、SSBでもショートであるが、フィリピン、中国と英語、中国語でQSOした。予てから、インターネットでフィリピンの先生と英会話、中国の先生と中国語を学んできた。QSOの場合、話す内容が異なるために、なかなか、喋る語句が出てこなかったが、相手の話しは理解できた。少し、緊張したが、これを機会に、無線用語も学ぼうと思う。これからのコンデション上昇に期待したい。
今回の21MHzの結果が良ければ、7MHzの垂直デルタループにも挑戦したいと思う。

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