アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

29MHz FM

NB42Xが28MHz帯も利用可能ということで、7,10,18,24,28MHzの5バンドのアンテナになる訳だが、実際には、トラップコイルもないし、どこで同調しているのかは不明である。今回ローカル局に無理をお願いして、29MHzのFMにてQSOを試みた。正面でS9+10、バックでS7-8程度、サイドは聞こえなくなる場所もあるようで、フロントバック比が十数dB、フロントサイド比は恐らく20dB以上のきちんとしたビームパターンが得られるようである。もしかすると、本命の周波数よりも、キレはいい。
29MHzは、FMナローモードが対応であり、私のIC-7000はFMモードでFILボタンにより狭帯域に切り替えることができる。私にとっては、初めての29MHzFMでのQSOであり、過去にも経験がない。
聞こえ方は、至って静か。今まで433MHz,145MHz,51MHzのFMを体験してきたが、他のバンドに比べて、ノイズが少なく、相手の信号がクリアに聞こえてくる。HFなのに、まるでVHF/UHFのような感覚になる。残念ながら、既にEsのシーズンは終了しているため、積極的なQSOには至らないが、来シーズンが楽しみなバンド・モードである。

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