アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

7MHzのDX

昨晩(2月6日)は、期待していた7MHzの国内コンデションが思わしくなく、結局はJAのOMと夕食前にQSOしたまでで、夕食後(20時以後)には国内局とのQSOに至らなかった。先に報告したような良コンデションの帯は見られず、ずっとスキップしたままであった。
7MHz CW帯をRBNで監視しながら、また、一方でカルフォルニアのWebSDRをワッチしていたら、7.010MHzで何らかの局が聞こえてきた。V31UXとの内容を聞き、中米ベリーズからのDXペディションということが分かった。WebSDRの周波数範囲をZoom inして、その呼んでいる状況を確認した。7.011~7.012MHzに分散、特に7.0110~7.0114に集中、また、7.0118の辺にも少し局数がみられた。国内はスキップ状態で、且つ、私の無線機にはウォーターホールが映し出される機能が無いので、このWebSDRは非常に良いと感じた。私のアンテナで捉えたV31UXは、かなり強く、リアル信号で579程度まで振っていた。にも関わらず、相手が聞こえないのか?JA局には、コールのタイミングが分からない輩もいたようだ。このような輩は、残念ながら絶対に取ってもらえない。相手が聞こえていないかなにかだが、ピックアップもわからないのであれば、QSOは成立しないからだ。WebSDRで確認してよく判るのは、V31UXのピックアップする周波数の特徴である。やはり、あまり聞こえない7.0115MHzでは、ピックアップしていないようだ。また、JAの呼んでいる局の信号強度も判る。あくまで、カルフォルニアの場所であるが、最高で599+10dB程度である。私の信号は599ジャストぐらいで、QSBの状態さえ克服すれば、なんとかピックアップしてもらえる強さであった。多くの局がピックアップされていく中、呼ぶ周波数を変えながら、呼んでいく。7.0118MHzで漸く私のコールをピックアップしてもらえた。私はWkdできたが、・・・・その後、V31UX局は直ぐにQRTしてしまった。私が最後だったのは後味が少し悪い。まだ、沢山の局が呼んでいたけど、申し訳ないような感じだ。
その後、7.118MHzに移る。ここでもカルフォルニアのWebSDRを見ながら、自分の信号強度を確かめてみる。プロセッサのアウトゲインを35に設定し、エキサイタの出力を70Wにする。もちろん、ALCは振らない状態。そのときのWebSDRでの信号強度と、プロセッサのアウトゲインを45に設定、ベアフット200Wとした場合の信号強度はそれ程かわらない(S7程度)。すなわち、200Wでも音声処理をきちんとすれば、kWに劣らないのである(CWの場合は別であるが)。エキサイタの出力を80Wに設定、プロセッサのアウトゲインを45に設定し、リニアアンプを使うと、S9からプラスになる。全然違うのだ。この状態で、CQを出す。微かに私を呼ぶ声が聞こえる。VK・・・・、アンテナを南に振ると、VK局が59+10dBで入ってきた。早速、QSOする。59+15dBのレポート。また、引き続きCQをだしたら、またもやVK局からコール。7MHzでのSSBでのDX交信はこうでなければいけないようだ。

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