アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

ローバンドDXの時期?

12月17日、冬至まで後5日となった。帰宅後、21時過ぎのHF国内コンデションは、7MHzは絶望、それどころか3.5MHzでも近くはスキップの状態であった。クリスマス特別局8J7XMASが3.557MHzにてオンエアしていた。その信号は非常に弱々しく、恐らくリニアでの後押しをしないと、相手に気づいてもらえないような気がした。暫くして、8J7XMASがQRTしたようなので、3.559MHzにてCQを出す。通常の50Wでは無理な感じがしたので、リニアを接続し、700W程度の出力でQRV。なんとか、国内QSOをこなせたという感じであった。
RBNにて、7MHzの状態、3.5MHzの状態を確認。このときの設定は、Search Filter で、DX:any, DE:JA Band:40m若しくは80mで設定する。7MHzでも多くのDXが現れるものの、ノイズが酷く、あまり状態としては良くない。3.5MHzでは北米でなく、既にEUが入感していた。YL3CW局が比較的強く入っていた。また、ロシアの記念局は599で入感。その記念局を呼ぶ相手のDX局も聞こえる場合があった。更に、SM局も入感しており、3.5MHzはノイズもなく、信号がはっきり聞こえていた。故に、今夜は3.5MHzのDXを呼びかける。CD78jrの急峻なSWRカーブの変化に対して、リニアアンプACM1000は過剰反応をするようで、SWRが悪くなると、少ないドライブで大出力を出そうとする。例えば、SWR=1.2程度で950Wに調整、そのときのエキサイタドライブ出力は65W程度とする。それが、SWR=2になると、50Wのエキサイタドライブ出力で1000Wを出そうとする。リニアアンプの仕様によればSWRが3程度まで出力は出せるのだが、きちんと調整しないと、20W程度でも1000Wを出そうとし、それ以上となると、入力オーバーでリニアが停止する。こんなわけなので、3.5MHzのDXに限っては750W程度の出力で運用している。まあ、アンテナが低く、短いため、飛びは今一つであるが・・・。200W局よりは幾ばかりかリターン率が高い程度である。
それにしても、1.9MHzは不明であるが、3.5MHzでの近距離通信の状態が悪くなると、DXが期待できることが分かった。冬至まで後わずか、SSNの低迷している中、ローバンドDXは楽しい時期を迎えているのかもしれない。

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