アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

秋の兆し➖18MHzのコンデション

ここ連日は14MHzの良いコンデションに恵まれ、14MHzがやはりエキサイティングに満ちたDXバンドであることを認識することができた。14MHzのコンデションは、非常に安定しており、日差によるコンデションの違いはあるものの、常にDX QSOにつながるバンドである。
一方、その前後のバンドはどうか?というと、SSNの低迷期であるため、14MHz程安定はしていないものの、コンデションの良いときはQSOに繋がると思われる。昨日は、14MHzではなく18MHzにてQRVを試みた。
私のアンテナは、2エレのHB9CVであり、ビームの切れは14MHzほどではないものの、いくばかりかの利得が期待できる。もちろん、多エレメントのビームと比べると今一つで、SSBではノイズレベルに少し頭を出すようにEUからの信号が入ってくることが多い。一方、CWでは狭帯域フィルタのおかげか、S/Nが良く、結構しっかり聞こえるものだ。
21時過ぎに、18.082MHzでCQを出す。私の場合、18MHzでCQを出す場合は、18.08MHz台で出す。実際は、DXの多くは18.068〜18.079MHzの間に出ているが、そこよりも上のハズレの部分に少し控えめな感じでCQを出すことにしている。その一つの理由に、JA国内局がDXゾーンをワッチしていると思われ、彼らへの気遣いと考えている。
18.082MHzでCQを出したことろ、ドイツの局を始めとして、ハンガリー、ウクライナ、フランスと続き、11局、8エンティティと約30分間でQSOした。
やはり、14MHzと同じで、EUでもJAが聞こえれば、JAがDXを呼ぶように、JAを呼んでくるのだろう。EUは多くのエンティティがあり、日本と違って、常に色々なエンティティとQSOができる。しかし、EUの各局にとって、遠い極東の地のアマチュア局とのQSOは憧れなのは、同じなのだろう。
このところ、14MHzのコンデションは良く、また、日によっては18MHz,10MHzという14MHzを中心としたバンドのコンデションがよくなってきている。SSN低迷期であるものの、秋の兆しがみられるようになった。なお、10MHzも非常に良く、朝方は7MHzが聞こえなくなった後も開けていることが多い。

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