アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

久しぶりのFT8運用

4月15日(土曜日)朝9時を迎え、HFのハイバンドからローバンド全てを見渡して、あまりにコンデションが悪いので、通常のCW/SSBの交信を諦め、久しぶりにFT8を運用してみようと考えた。最近、FT8を運用しない理由のひとつは、TS-480のTX/RX切替インターフェースをQROでのアンプと接続しているため、そのコネクタを入れ替えることが面倒なためであった。また、WSJT-X 1.8をインストールし、rcバージョン以外で最新とした。既に、WSJT-X 1.9.0 rc3が出ているようで、変更点は、DXペディションモード、VHF/UHF用として、JT65を改良、更にオートシーケンスを加えたようだ。WSPRも改善された。いずれも、正規版になったら入れてみたい。
さて、久しぶり、数ヶ月ぶりだと思うが、運用をおこなってみた。まず、7.041MHzのJA国内。CQを出すと、私が珍しいのか、同時に数局から呼ばれる。オートシーケンスとしてあるので、誰を先にという判断はなく、ソフトウェアが決めてくれた相手とQSOを行う。なんとも、味も素っ気も無い感じであるが・・・。5局とQSOを行い、引き続き、10MHzに移動。移動はCATシステムで接続されているため、WSJT-Xのバンド切替を行なえば、連動して切り替わる。JS6局がQRV、呼んで直ぐに応答あり。更に18MHzに移動し、CQを出す。YB局から呼ばれ、QSO。1局とQSOしただけで、直ぐに14MHzに移動。中国、ロシア局9局とQSO。この時間帯なので、他の局は望めないようである。
運用しての感想は、CQとオートシーケンスの続きなので、あまりにも簡単、機械的な交信であった。なお、出力は、7MHz,10MHzでは5W程度、18MHz,14MHzでは150Wと大きく変えている。DXに対しては、国内に対して14dBも増大しているが、相手からのレポートは、当局と同様か、幾ばかりか小さいレポートを頂いており、次のケースが想定される。
 ・相手局の方が、当局よりも高出力。
 ・相手のS/N比が小さい状態(混信によるS/N比低下等)


最近、思うのは2番めのケースである。EU方面は混信が酷いようである。力づくで電波を出すからかは不明であるが、WebSDRを聞く限り、酷く混み合っている。このため、AGCの原理などを知らない局は当然のようにS/Nが低下、耳が悪くなる。こんなことがあるのだろうか?
このような場合は、是非、以前紹介した狭帯域フィルタとIFシフトを使って欲しい。

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