アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

200Wを乗り越えて(QRO体験記)

2016年1月に再開局を行って以来、2年2ヶ月で漸く1kWの免許を取得した。いままでの経緯とそのときの想いを書きとめてみる。


2016年1月 IC7000(50W) 7MHz用Zeppアンテナ(5m高)にて再開局
CW中心で国内と東南アジア各局とQSO。久しぶりの無線に興奮。


2016年3月 7MHz垂直デルタループアンテナを設置
DXへの飛びを体感。5大陸とのQSOが出来た。しかし、10m高の730V-1と100W局よりも飛びが悪いことが分かった。廻るアンテナを切望。


2016年7月 タワー建設、7MHz (WARC) 2エレ、14/21MHz 4エレに変更
無線の世界観が変わった。7MHzでは500W+RDPのときよりも飛びを感じたし、いままで聞こえなかった北米局が聞こえるようになった。7MHz国内も夜遅くまでQSOが出来るようになり、満足。ただ、10MHzでは信号が振って聞こえるEU局を呼んでも、QRZ?しか返事が無く、500WのQROを希望。


2016年11月 WW DXコンテストに参加。7MHzではエジプトを除き、聞こえた局とは殆どQSO出来た。SWR計を購入、測定したらIC7000が50W機であることが判った。


2016年12月 6dBの信号アップを求めて、TS-480HX(200W機)を購入。いままで中々応答が厳しかったS559程度の7MHz DX局から応答を受けることができるようになった。すなわち、いつも無視されていたVU局やタイ局などに取ってもらえるようになった。RBNでリストアップされ、聞こえる局に対しては殆ど応答を受けられるようになり、国内QSOでもかなりの面で安定してQSOができるようになった。21MHzのスキャッター通信も、なんとか出来る。ただ、7MHz SSBでのDX交信は、なかなか聞き取ってもらえず、難しい。またもや、QRO熱の再発か?


2018年3月 漸く1kW免許を取得。
開局当初からの信号強度は、無線機で13dB、アンテナで10dB程度、トータル23dB程アップしたことになる。
国内QSOは厳しいコンデションでない限り、500W程度で十分(200Wでも十分すぎる)。コンデションを気にせず、ゆっくりとQSOを楽しむことができるようになった。
DXでは、3月7日に7MHzのXR(イースター島)局は、一発のコールでリターン。3.5MHzでのLU局のCQに対しても、500Wで一発リターン。7MHz CWで、夜1kWで北西にビームを向けてCQ DXを出すと、複数のロシア局が同時に呼んでくる。レポートは全て599を貰う。7MHzで聞こえるDX局はほぼ一発でコールバック、QSOも比較的長いQSOとなった。7MHzでCQを出して、複数のDXが呼んでくることは14MHzで体験したパイル以来の出来事。

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