ログ管理の連携ソフトウェアの概要
現在、色々なログ管理ソフトウェアを扱っているが、私の使用しているソフトウェアについて、連携状態を紹介する。
入力手段は、いくつかに分かれている。通常のSSB,CWでの交信の場合は、Hamlogに直接、入力を行っている。Hamlog自身も、CATシステムに連携させているので、周波数、モード、時間の直接入力は不要である。コールサインと名前、QTHが主である。
他のモードは、Hamlogと連携をさせている。JT65,FT8はWSJT-XがJT Linkerを用いてHamlogに、MMTTYやMMVARIは直接Hamlogと連携している。
CTESTWINで入力したコンテストログは、CSVデータによりHamlogへ入力する。HamlogからはADIFデータに変換し、まずはQRZ.comのログにアップデートする。同じデータをeQSLにも同時にアップデートする。
下図は、QRZ.comのログ情報である。
QRZ.comへのログアップデートは、Settings画面で実施する。
Settings画面では、ADIFデータの入力、出力、そして、LoTWへの出力、ダウンロードができる。LoTWからダウンロードすると、QRZ.comが管理するアワード情報に反映する。
このアワード情報で、QSO出来ていないエンティティをみることが出来るし、また、QSLをCfm出来ていないエンティティについて、取得情報を得ることも可能。
eQSLへのADIFデータのアップロードは以下の画面で行う。
そうすると、eQSLの情報に反映される。
eQSLは各局、様々なデザインで頂くことができる。QSO後、直ぐに発行することが可能であり、しかもAwardにも使えるケースもある。
シルバーメンバーだと、eQSLにもアワードがあり、その情報を以下のように見ることができる。
また、Club logにもADIFデータは定期的にアップロードしている。
下図のように、DXCCチャートなどの分析ツールが備わっている。
また、アップロードしたデータを基に、OQRSにより、ペディションなどでのQSLの発行を依頼することができる。
このように、QSOのデータを活用している。