コンデションが悪い時の無線の楽しみ方
CQ WW DXコンテストが終わり、バンド内を見ると、不思議なほどにコンデションが悪い。まるで、コンテストに合わせてコンデションを誰かが調整しているぐらいに。こんなときには、どのようにするのか、私のケースを紹介する。
最近の行動は以下の通り:
- 7MHzのSSBでの国内コンデションを把握する。
- 18MHz,21MHzを聞いて、SSBで国内コンデションを確認する。
- IBP Beaconを使って、14MHzの伝搬状況のチェックをする。
- DXクラスタでレポートを確認。面白そうな局がレポートされていないかどうかを調べる。また、レポートの多い周波数を把握する。
- 私の優先順位は、21MHz国内 > 18MHz国内 > 7MHz国内 となる。
DXとのQSOはあまり重点にしていない。ラグチューが好きだからだ。0エリアは50MHz,144MHz,430MHzは極端にいないのでQSOするチャンスが少ない - 優先順位の最下位、7MHzのSSBで国内局が見当たらない場合は、7MHz CWにて探す。CQも出す。
- それでも相手がいない場合は、144MHz,430MHzのFMでCQを出す。
- それでも応答が無い場合は、50MHzのアンテナに切り替えて、IC-7000のボイスメモリを使って、CQを10回以上出す。
- ここでダメな場合、3.5MHzの状況を確認し、良ければSSBで楽しむ。
- それでもダメなら、14MHzや10MHzでDXを追っかける。
- そこのコンデションも悪い場合は、WSJT-Xを用いて、JT65やFT8モードを試す。
- これがだめなら、無線機の電源を切り、eQSLの確認やログの分析を行う。
というのが大体の行動である。これだけやれば、どこかで止まるという感じなのだが、最近はコンデションが悪く、最後まで行ってしまう場合も多い。
無線機を作ったり、QSLを整理したり、ブログやQRZ.comの内容を確認したり、やることは沢山あると思うが、無線自体がやはり楽しいみたいだ。