タワー建設記(2)
㈱ワカマツ殿と相談の上、タワーを運んできて下さるというので、ついでに立てていただくことを要請。工事日を7月15日、16日に設定した。
それまでに、仕事から帰ってから行ったことは以下の通り。
- アンテナのエレメントを組立、表面にアンテナコートを塗布
- ローテータの配線を行い、動作確認をする。
㈱ワカマツ殿と相談の上、今回はタワー建設に併せて、アンテナ工事も一緒にお願いすることになった。アンテナは、NB42Xをマストトップに上げる、その下段にCL6DX、最下部に214Cを上げることを提案、しかし、予算の中ではアンテナは2つまでで、迷った上、個人でも上げられそうなCL6DXは今回パスすることにした(7月22日現在も箱の中)。
㈱ワカマツ殿によれば、NB42Xをマストトップに上げる場合はトップヘビーになるため、マストは二重構造のものが必要とのこと、マストだけで50kgとなるため、ワイヤーサイズを一ランク上げるとのことを聞いた。このような話は、タワーメーカーにお願いするから出来ることと思う。
7月15日は、朝8時に大阪を出て、午後2時に到着予定。2時過ぎに、2台のバンで来宅された。車は普通車のバンでこの中に大きなタワーが収納されてくることに驚かされる。2台のうちの1台は、工事のための工具類がびっしりと入っている。3名で来宅。
最初に挨拶をされ、工事の概略の説明、早速、基礎の確認と同時に、必要な道具(電動ウインチ、ボウズ)、各タワーユニットが魔法のように出てきました。
最初は基礎に水平出しのナットを入れて、ナットでの水平出し、そして一段目をセットし、水平出しをします。電動ウインチを一段目の将来ウインチを設置するところにセットし、ボウスを取り付けて、上の段を組み付けていきます。
1段の長さが2m、外は4段を組み上げます。その後、内部のユニットを組み入れていきます。内部のユニットを入れて、内部で固定組み付けをします。
今回の目玉である二重パイプマスト6mを先にタワーに忍び込ませます。そして、更に最上段のユニットを組み付け、マストを引き上げます。マストを仮固定し、ローテータを挿入、マストを固定します。
ワイヤを組み込み、タラップをつけ、ハシゴを設置し、増し締めを行って1日めの作業は完了。
3名がテキパキと作業をされ、途中、雨のために中断が入りましたが、夜7時にはタワーが完成しました。