アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

アンテナを上げた

今まで、鯉のぼりマストを使ったり、釣竿を使ってきたアンテナを下ろした。そして、家の庭に大きな構造物が建った。いわゆるタワーと呼ばれるものである。今までがとてもひっそりとやって来たので、いきなり、こんな大きなものを建てると近所で驚かれることが想定されるが、建ててしまった後だから、何も言えない。まあ、少しの間は色々な面で言われたりするだろう。アマチュア無線を始めた頃からの夢といえば、高くそびえ立つアンテナであるが、立ってしまった後は、気持ちが複雑である。


これがそのアンテナ:

高さは、最高点で18mのアンテナ、タワーとしては若干低いが、構造物から見れば、非常に大きいものである。
上は、ミニマルチ製NB42Xで、7MHz、10MHz、18MHz、24MHzの2エレマルチバンダーである。また、下はクリエート社の214C、14MHz,21MHzの4エレデュアルバンダーの構成である。NB42Xは28MHzも電波が乗るようだし、214Cは50MHzが使える?とのことで、実に7MHz以上はすべてビームアンテナとなった。
NB42Xの7MHzは、挟スペースの2エレのため、期待できないと思っていたが、地上高が上がったこともあり、以前のデルタループとは全く違う。7.050付近の中国局が10dBオーバーで入力してきた。ただ、残念としか言えないのは、7.000MHz付近は、SWRが2以上になり、実際に使えそうなのは、7.020MHzあたりからである。上は意外と広くて、7.180MHzでも使えそうな状況、正しくSSBに適している感じである。
18MHzは、コンデションもあってか?耳、飛びも非常によく、CWではあるが、聞こえる局はほどんどできる。アフリカが599で入ってきた(やはり、コンデション??)。
10MHzはまだ、未使用なので、そのうちに報告する。
214Cについては、21MHzで夜22時ぐらいに、北北東に向けると北海道が59+20dBぐらいで入ってきた。そのまま、西北西に向けたら、あちこちでHL局のラグチューが聞こえた。私の場所では、全バンド域でSWRが1.5以下のようである。14MHzでは、心配していた低い周波数のSWRも、1.5程度に収まってくれて、ほぼ,14.300MHzまでは使えそうである。夜、欧州とQSOしている中国のYL局を呼んだら、一発でとってくれた。まあ、珍局はやはりそれなりなのかもしれないが、ある程度、欧州奥地も、聞こえてきそうである。
そんなことで、少しの間、近所からの目線に耐えなければならないかもしれないが、無線はアンテナからと言われるように、いまの所、満足である。
なお、214Cの50MHzであるが、51MHzでSWRが1.5程度まで下がるようである。耳は、前に上げていた1/2波長のホイップより断然良い。これは地上高によるものだと思う。
いずれも、今回、建塔をしていただいた㈱ワカマツの若松社長、及び、社員の皆さまには深謝します。非常に丁寧な組み上げであり、いずれ、紙面でそのこだわりを紹介させていただきたい。

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