アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

IC-7000熱対策

IC-7000は、ヤフオクで昨年の12月に落札して、ここまで使ってきた。
本当は、新品が欲しかったのだが、投資できるギリギリの選択がヤフオクの中古、1台の無線機・・・となれば、出来るだけ、多くのバンドに出たい、色々とやってみたい気持ちが大きくなる。当初は、移動運用は全く考えておらず、シンプルアンテナで飛びを考えて、HFからUHFまで出来るとなれば、モデルは限られてくる。特に、CW運用には、狭帯域フィルタは必須、中古には無いものがあるので、DSPが内蔵しているものとくると、当初はIC-7000以外の選択肢はなかった。
半年間の使用では、多少、不満が見えることもあるが、そこそこに使え、満足はしている。ここで、中古で買ったIC-7000の利点・欠点を振り返ってみる。


利点:

  • なんといっても、HFから430MHzまで使えるオールモード機
  • DSP機なので、フィルタが250Hzまで絞り込める。通常のQSOでは問題なし
  • 小さくて場所をとらない。小さな机にPCと無線機を置いても十分場所がとれる
  • 簡易SWR計は非常に重宝

欠点:

  • 直ぐに熱くなる。433MHz,FM5Wでラグチューしていても、ボディがさわれないほど熱くなる。いつ、焦げた匂いがしてくるか、心配でしょうがない
  • HFとそのVHF,UHFの同時ワッチが出来ない。
  • コンテストなど、強い局が出てくると、バンド内が騒がしくなる。
  • 最近の新しいモードには対応していない。

と、エントリーモデルだから、高い無線機と比べれば、当然の性能と思うが、発熱だけは我慢できず、無線機の買い替えも考えてしまった。でも、半年で買い替えするとなると、言い訳もなく、IC-7000の機能を全て絞り出したわけでもない。
まず、以前はDC電源の上に置かれていた状態だったので、DC電源から上る熱を避けられない状態だったので、少し場所を取るが、IC-7000を机の上に置くことにした。

しかし、発熱は変わらない。DC電源の熱よりも、IC-7000本体の熱が大きく影響しているようである。
IC-7000のユーザーは、ネット上でこの問題を同様に抱えていたようで、いろいろな試みがされていた。一番の対策は、無線機の上に軸流ファンを配置することである。アマゾンで検索すると、900円程度でガード付きのものが購入できるようであった。早速、試してみた。

ファンを置いただけであるが、効果バツグン、50MHzで100WFMで連続送信していても、ボディは熱くならない。結局、十分な放熱対策がされていなかった(出来なかった?)ようである。これで、しばらくIC-7000を手放せなくなった。
次は144MH‥50MHzの同時ワッチの問題解決を検討してみたい。

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