アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

少し早い雷の季節

5月31日は、例年に比べて早い時期の雷雨が発生した。天気予報を知ったのは、会社に出勤した後であった。iPhoneの天気予報を見たら、午後から雷雨との予報、今までの経験では5月に雷雨となったことは無かった。梅雨入りのタイミングで、わずかながら雷が鳴るようなことであった。
帰宅が20時頃になり、外に出ると、天上は稲光の嵐ともいえるほど、盛んに光っており「やばい!」との思いが出てきた。そう、昨年7月にタワーを建設後、雷シーズンではタワーを降ろすようにして、リスクを低減していた。また、タワーからの引き込みは、完全に分離できるようにしていた。しかしながら、今日はタワーは伸びたままで、一番トップは18.5mまで上がっていた。更に、同軸ケーブルは接続したままの状態。帰って、タワーを下げたり、同軸を外したりする猶予は全くなかった。作業中、万一、落雷があったら、命が尽きてしまう。
家に戻って、ただ、雷雲が通り過ぎるのを待つだけであった。iPodでAmemiruというアプリケーションから、現在のレーダー情報を確認していた。今日の雷雲はそれは大きいものであり、その固まりは、長野市から松本市まで伸びるものであった。

こんな大きな雷雲は見たことが無い!と思うほどで、落雷もところどころで発生。無線機は大丈夫か??相当の電荷がたまっているだろうと思った。また、この雷雲は北上しているのだが、次から次へと新しい雷雲が発生してきた。

まさに雷雲の通り道と化している状態である。結局、影響が無くなったのは22時過ぎ、早速、恐る恐るIC7000の電源を入れ、7MHzのSWRなどを測定した。問題は無かったが、空電ノイズが凄まじい。S9+20dBレベルのノイズがバンド内を覆い、全く使い物にはならない。
21MHzは影響が小さいため、21MHzで北海道局とQSO、その後、14MHzでCWでジンバブエ、パキスタンとNEWが出来た。
通常より、1ヶ月早い雷の季節が始まったのだ。

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