アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

7MHz WebSDRによる自局信号の確認

 本日は、21時ごろから、7MHzのコンデションを確認し、特に北米方面のコンデションを確認するため、北米のWebSDRを聞いて、日本のコンデションを確認してみた。
北米には、4つのWebSDRがあり、夕方から深夜にかけての北米・日本間の伝播状況を確認できる。中でも、SSBであれば、サンフランシスコのLO WebSDR systemは、日本国内の信号が非常に強く入ってくる。まさに、北米にいて、日本で聞くのと遜色がないほどであった。KC7IGT WebSDR、ビクトリア大学のWebSDRはそこそこに聞こえる。もっと、指標としてよいものがないかを探したところ、W7RNAは、JAの局が強くも弱くもなく、コンデションをつかむにはよいと思われる。
 実際に22時頃(北米朝の6時頃)から、7.030付近に多くのCW局が出現し、QSOを楽しんでいるようである。JAからは、2つのOM局が高速CWでQSOしていた。残念ながら、私の無線機での相手の信号は殆どノイズレベルギリギリか、聞こえない状況である。W7RNAのWebSDRは両者のQSOがきちんと聞こえる。北米の局は弱いわけではなく、しっかり、599程度でWebSDRでは聞こえている。
 自分のCQを出す信号を聞くと、459ー559程度であった。7.027MHzで8J1ITU/1がCQを連呼していた。W7RNAでは、ピークで599、非常に信号が強かった。仮に同局は移動局と考えれば(ITU/1の故)50Wであると想定され、私が100Wで、信号レベルでS1〜2、私の方が強いはずであるが、W7RNAではこれだけ違うので、アンテナの差といえる。ちなみに、Wの局とQSOしていたとき、私は相手の信号を聞くことはできなかった。私のアンテナは垂直デルタループであるが、地上高は高くないため、実際にビームアンテナとはこれだけ違うのかもしれない。しかしであるが、1KW局が見当たらなかったのか?同じ時刻で7MHzのCW帯に出ていた局で、8J1ITU/1以外はW7RNAで聞こえる信号は、私の信号より更に弱いか?聞こえない状態であった。ここに、デルタループの力があるのかもしれない。
 この後、0時を過ぎて、W6JLが7.027MHzでCQを連呼、私の無線機では439程度程度、私の信号はW7RNAでは聞こえずの状態、こちらから何回か呼んだが、QSOに至らなかった。
ビームアンテナをもつと、見かけ上のゲイン以上の利得があるようである。それゆえ、QRPによるDXが可能だというのは、アンテナがしっかりしていれば理解できる。

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