アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

ALL JA コンテスト

今年は4月30日の日中は、殆ど、QRV出来ないことがわかっていたため、最初から日中が重要なバンドは選ばないこととした。その場合、バンドは1つ、3.5MHz帯しかない。3.5MHz帯であれば、昼間は出なくてよいためである。
今回は、TS-480HXを5Wに絞って(測定値は4W)、QRP部門で参加することにした。これであれば、4月30日の日中に用事があっても、夜中出なくても、そこそこの点数が得られそうなので、例年の結果をみながら、QRP部門に参加することとした。
4月29日の21時の段階で、普段、ここまでと思うほど、強い局で埋めあった。もちろん、私はQRP、とてもランニングなどは出来ないので、まずは呼びに回ることを中心にはじめた。なかなか、1発でのリターンがなく、また、フルコールでとってもらえることは少ない。さらに、コンテストナンバーに至っては、必ず、AGNが返される。しかし、色々なタイプの局がいるが、キー速度はそこそこに速いのだけど、速い速度は殆ど取れない少し見栄っ張りの局、そうかと思えば、すごいパイルでもフルコールをいつも取り上げる局、こちらは完全に取れているにも関わらず、まったく取れない??少し耳に問題がありそうな局など、QRPだと、待つことが必要であるけど、ある面でQSOを聞くことができるのは結構面白いのだと思った。
4月30日は朝方、30分、夕方3時間程度、QRVした。ランニングも行えた。まだ、CTESTWINの使い方が慣れないために、いったん、誤るとパニックになることもある。そのときは、右サイドに置いたパドルを打つことになる。
結果は、3.5MHz CW QRP部門で、167QSO、マルチプライア38という結果となった。

追記


参加中(順番待ち中)に気がついたこと:


 7MHzも同様だと思われるが、CWでのコンテスト参加では、300Hz程度のCWナローフィルタ、または相当する混信除去は必須である。そうでなければ、殆ど、出られる部分はないと思われる。一番、厳しいときは、AFフィルタも200Hzに絞ったこともあるが、隣接局の抑圧は受けざるえない。AFフィルタではAGCに影響を受けるので、やはりIF段の狭帯域フィルタは必要と思う。


 ランニングされる場合、QRP側からみると、毎回、自局のコールを打つよりも、QRZ?で呼ぶ局がいなくなるまで、取っていただいた方が効率的と思う。弱い局はQRP局だけでなく、遠方の局も含まれると思うので、マルチをとるにはその方が効率的ではと思う。毎回、コールを打たれると、パイルが収まらず、結局、コールが取れないために、非効率のように思う。


 私の反省であるが、CTESTWINを使っているときに、ファンクションキーをよく使うが、間違ったり、忘れたりすることが多かった。ラベルを貼って、忘れ防止をすることが必要だろうけど、何か、よい方法があれば、教えてほしい。


 DUP(重複)の場合、いまはDUPと打つが、これも反省で、それよりQSOしてしまったほうが早いように思えた。


 さて、QRPで5Wは弱いか?というと、実は私は開局当時、電話級、電信級というときがあった。電話級で10Wでは、ALL JAに参加しても、まったく誰も取ってもらえないことはあった(今はどうだろうか?)が、電信級取得後、CW+10Wでコンテストに参加してもそこそこに楽しめた。
CWは混信の影響が少なく、デジタルと同様で聞き取れる強さであれば、了解度と出力の関係はそれほど影響ない。JT65というすごいモードは別として、手軽に通信できるモードとして、低出力で楽しむのはCWがいいと思う。何度も、例を出すが、昨年11月のWW DX コンテストでは、7MHzで50Wで聞こえてきた局はほぼWkdできている。

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