アマチュア無線家JH0ILLのつぶやき

ある日、突然、アマチュア無線を再び、やってみようと思い付き、十数年ぶりに再開した無線局のつぶやき。

50MHz Eスポ・・・実は初めての体験

 アマチュア無線を始めて以来、今までに話しに聞いていたが、体験したことが無いことで、ひとつの大きな事柄は、私の場合、実に50MHzのEスポだと思う。

 数十年前の開局の前、CQ誌にはRJX-601,TR1300,IC-505が広告掲載され、夢にQSOのシーンが出てくる程、当時は50MHz、即ち、6mバンドに憧れていた。SSBポータブル機が出たばかりの頃で、TR1300はVXOを使い、使用可能周波数帯域は狭いが、安定している。ただ、出力が小さいために、移動以外はアンプが必要。IC-505は、SSBポータブル機では5Wの高出力、ただ、VFOの安定感が欠けるなど、友達との話しはHAM一色であった。(ちなみに、RJX-601はオーソドックスだが、SSBが使えないために、選択外であった。)

 こんなにも、50MHzでの開局を夢見ていたのが、実は今まで運用らしい運用をしたことが無いのが50MHzであった。非常通信周波数を除き、1.9MHzのLFから、28MHz、そして144、430MHzと一通り、運用を行ってきた(WARCバンドも然り)。しかし、50MHzは何故か、運用したことはなかった。今年、再開局を果たし、50MHzを使えるリグを入手、北信の各局で構成される6mAMロールコールへ参加したことがきっかけとなり、50MHzに出るようになった。アンテナはヘンテナ、1/2λの自作ホイップと作製し、そこそこ安定したアンテナとなった。後は、噂に聞く(?)Eスポを体験するだけである。

 以前にVKのビーコン、そして、DU局の信号を聞いたことがあった。呼んでも呼んでも、振り向かられず、正に他の局とのアンテナシステムの違いに気付かされるだけの出来事に過ぎなかった。噂に聞く、Eスポとはどんな状態なのか?本当に弱小設備でも出来るのかがわからなかった。

 4月中旬より、毎日、空き時間に50MHzのワッチを聞く。ローカルに出会うと、彼らも今か今かと待っているようである。5月2日、GWの中日、会社から帰って、食事前に50MHzを聞く。バンド内がザワツイており、強い信号が各所に入感している。「うーん、これがEスポ」、6エリアの局がローカルのように(よりも)強く入っている。深いQSBを伴って。

 6エリアの局をSSBで呼ぶ。JL2J**/6局は直ぐに取っていただいた。やはり、始めての経験はとても緊張と感動を覚える。引き続き、CWが聞こえる。Eスポのときは、CWバンドとSSBバンドの区分けがあまりはっきりしていないのだろうか?強いCW局が聞こえてきた。JH4W**局、4エリアの局である。信号は極めて強く、安定していた。軽く夕食を済ませて、再び、ワッチするとJD1B**局がパイルをさばいているようである。もちろん、ダメもとで呼んで見る。そうすると、一発コールが返ってきた。互いに59を交換。後続する局を聞いていると、なかなか聞き取れない局もあるようである。その面では、アンテナよりも地域性が強いのだと思う。

 暫くバンド内をスイープした結果、50.085付近でBG4GOV局がCWでCQを出している。信号はQSBを強く伴っている。呼んだ結果、コールバックを頂いた。なんと、私のハンドルも返してきたので、過去にQSOしたことがある局かもしれない。後で、QRZ.com上のLogを調べたら、既に7MHzで2回もQSOしているCWのアクティブな局のようだ。2BandのQSO,私の50MHzの初外国QSOとなった。

 50MHzはおもしろいバンドだ。こんな簡単なアンテナで十分に楽しめるのだから。ポータブル無線機でも十分に楽しめると言われたことがなんとなく理解できる。



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